【スマイルプロジェクト】秋山裕紀選手、千葉和彦選手が新潟市立西内野小学校を訪問

2024/3/13

3月12日(火)、秋山裕紀選手と千葉和彦選手が新潟市立西内野小学校を訪問しました。5・6年生合わせて254名の児童を対象としていましたが、校内を移動していると他の学年でも元気に明るく声をかけてくれる児童が多く、両選手ともに笑顔でハイタッチを交わしていました。

会場となる体育館に掲げられていたのは、ホームゲームでいつも掲げられている数々の横断幕と「千葉和彦選手 秋山裕紀選手 ようこそ西内野小へ」と美しい字で書かれた横断幕。熱心に応援をいただいている先生が中心となって準備されたとのことですが、選手をはじめ、誰もが予想していなかった熱い歓迎をいただいてスタートしました。


今回の目的は、プロサッカー選手の職業観や人生観を知ることで、将来の夢の実現に向けて、児童自身の考えや見方を広げること。プロサッカーの舞台で華々しい活躍を見せる両選手ですが、そのキャリアは決して順風満帆ではありませんでした。若くしてJ1、J2、J3すべてのカテゴリーでのプレー経験を持つ秋山選手は、トレーニングで使うウェアやスパイクの取り扱いを例に、環境の違いについて語りました。「今の(アルビレックス新潟の)環境が当たり前と思ったら、自分は終わりだと思っています」と話した秋山選手は、プロサッカー選手になるために必要なこととして、何気ない日常に感謝の気持ちを持つことの大切さを伝えていました。


プロサッカー選手は、毎日どのような生活を送っているのでしょうか。「自分自身を律しないといけません。自由なようでいて、実は自由ではなくて、自分自身で一日をデザインして、試合に向けて準備をしています」と千葉選手はチームで決められているトレーニングやミーティング以外の時間の大切さを説明していました。


両選手は一方的に話すのではなく、児童の皆さんに頻繁に問いかけることもあって、自然と距離が近づいていました。最高で3,064回のリフティングの記録を持つ秋山選手と千葉選手がボールテクニックを披露すると、大きな歓声が響いていました。
西内野小学校はサッカーが盛んな地域にある学校で、実際にプレーしている児童も多くいます。新潟と同じで雪の多い北海道でサッカーを始めた千葉選手は、「自分がプロになれたのだから、みんなもなれると思います。待っています!アルビの選手になってくれることを願っています」とメッセージを送っていました。


「みんな元気な子たちでした。中学生になっても、その元気を発揮してほしいです」と振り返った秋山選手と「みんなの前で話したことで、自分自身を顧みる機会になりました」という千葉選手は、間もなく卒業を迎える6年生のために、卒業のお祝いメッセージを送ってくれました。卒業式での掲示を楽しみにしていてください。
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最後に、いま抱いている夢について問われた両選手。秋山選手は「新潟のJ1優勝」そして「日本代表に入ること」、千葉選手は「また西内野小学校に来て、みんなと話したり、夢について語り合うこと」と話していました。将来の夢を持っている児童もいれば、夢を探している最中の児童もいると思います。一人ひとり状況は違えど、児童のみなさんのこれからを支えてくれる、何かのきっかけになってくれれば、嬉しく思います。

西内野小学校の皆さん、ありがとうございました!



アルビレックス新潟では、今回のような学校訪問をはじめ、たくさんの笑顔に貢献するアクションとして、ホームタウン活動を「スマイルプロジェクト」と定義し、笑顔溢れる街づくりに取り組んでまいります。



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