週明け2日目となった今日・10月3日（水）、トップチームは9時半からトレーニングを行いました。昨日の午後に続き、今日もCピッチでのトレーニングとなりましたが、密度の高い芝生の上でチームは質の高いトレーニングを積み重ねることができています。今年は残暑が続き芝の養生も難しかったと聞きますが、クラブハウスの芝は常に快適にトレーニングを行える環境となっています。


今日のトレーニングはおよそ1時間半で終了となりました。10月6日（土）のヴィッセル神戸戦の後、10月10日（水）には天皇杯3回戦、福島ユナイテッドFC戦が控えています。久しぶりに日程が詰まった中での戦いとなりますが、しっかりとコンディションを調整し、100%の力をピッチで発揮してくれることでしょう。そのためにもスタッフ陣は負荷の調整をしながら、これからのトレーニングを進めていきます。


名古屋戦で鼻骨を骨折した石川選手はフェイスガードを着用しての練習参加。ヘディングは極力避けながらプレーしているようですが、本能からか思わず競り合いに行ってしまうシーンもありました。その様子から見ても恐怖心は全くないようで、改めてその精神力の強さを見せてくれています。ピッチに立てばこれまでと変わらず、力強いプレーを見せてくれることでしょう。


キャプテンの本間選手は今日の練習後の取材で「（ヴィッセル神戸は）結果は出ていないが間違いなくいいチーム」とコメントをしていました。神戸はここ最近は4連敗となっていますが、能力の高い選手が揃っており、新潟としては警戒すべき点も多くなります。続けて「ホームでできることはうちにとっては大きな意味を持つ。これから先は全て大事な試合なので、強い気持ちで結果を求めて戦いたい」と意気込みも話していました。その高い意識は練習中のプレーからも表れています。


それぞれに高いモチベーションを持ってトレーニングは進められています。選手同士でかける声も多くなってきており、ピッチ内からは活気を感じます。週末のホームゲームでも新潟らしい戦いを披露してくれることでしょう。