【フォト日記】トレーニングゲームvsFC町田ゼルビア

2014/2/20
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当初は雪の予報もあった20日の静岡ですが、朝から暖かい陽光が射し、絶好のトレーニング日和。今日はFC町田ゼルビアとの練習試合が、ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で行われました。

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30分ゲームを4本という構成で行われましたが、試合は1本目から町田の攻勢を受ける展開。新潟はシンプルにサイドバックの裏に長いボールを入れていきますが、攻撃も散発に終わります。前半8分にはDFが入れ替わられ、リードを許す展開に。

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攻撃ではレオ・シルバ選手と舞行龍選手がボールを展開しようとしますが、相手のプレッシャーも厳しくなかなか落ち着けることができません。それでも、1本目のアディショナルタイムにはアトム選手が高い位置でボールをカットしてスルーパス。前線でワンタッチした岡本選手が状況をよく見て横にパスを送ると、川又選手が落ち着いて流し込んで同点に追いつきます。

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2本目は集中力を欠いたようなプレーから失点を許すと、同じ展開から3失点を喫する展開に。「トレーニングゲームで良かった。本番で同じことがあってはいけない」と選手たちも振り返っていましたが、柳下監督は「今まで出ていなかったものが出たのは良かった。あとは修正をしていくだけ」と話していました。

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3本目からはメンバーが変わり試合に臨みましたが、得点こそ奪えなかったものの、互いの距離感も良く終始ボールを支配する展開に。小泉選手が物おじしないアグレッシブな姿勢で相手にプレッシャーをかけると、ホージェル選手も持ち前のドリブルで相手陣内を切り裂いていきます。

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得点が生まれたのは4本目9分。相手DFラインと駆け引きしながら上手く裏を取った達也選手にボールが渡ると左足で正確に射止めてゴール。続いて30分にも、達也選手が切り返しで相手をズラし、入れたクロスのクリアが弱かったところを加藤選手が左足で決めてみせました。「3、4本目の方が素直にやっていた。達也は疲れも抜けてスピード、キレが出て上がってきている」と柳下監督も認めています。

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「あれだけミスがあると。お互いの距離感が良くなかった」(柳下監督)試合でしたが、これを糧にして、開幕前最後の実戦機会である日曜日の試合では新潟らしいゲームを表現したいところ。全員で一丸となり、課題克服に挑みます。



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