ガンバ大阪戦前日となった今日8月29日（金）、トップチームは9時半からトレーニングを行いました。万全の状態で大阪へ向かうため、コンディションを調整します。


いつものようにリラックスした雰囲気でトレーニングは進んでいきます。選手たちはリフティングやパス練習など、軽めのメニューで汗を流していました。


恒例の2タッチゲームは、両チームが点を取り合う白熱した展開になりました。笑顔があふれるゲーム内容の中でも、選手たちはアスリートとしての能力の高さを存分に発揮していました。特にゴール前の攻防では鋭いシュートや近距離でのシュートブロックなど、一つ一つのプレーに見応えがありました。


天皇杯、リーグ戦と良くない流れが続いたことで、気持ちが固くなっていた部分もあることでしょう。試合で最高のパフォーマンスを発揮するためには、いい意味での緊張感は保ちつつも気負いすぎずにプレーすることが大切です。笑顔を交えたトレーニングを行うことで、メンタルのバランスを整えていきます。


G大阪には宇佐美選手やパトリック選手など個人技に長けた選手が多く、警戒しなければなりません。試合に向けて大野選手は、「1対1の守備で負けない」、「前の選手と連動し、いい形でボールカットをしていきたい」と力強く語っていました。チームとしても個人としても、相手に粘り強く対応し、自由にプレーさせないことが大切です。


今週は全体練習終了後に、FW陣が柳下監督から直接指導を受ける場面がしばしばありました。「チームの戦術を理解し、それに合わせて動けるようになってきた」と話すのは指宿選手。Jリーグのリズムにも徐々に慣れてきています。途中出場した大宮戦と徳島戦では積極的にボールを受け、攻撃を活性化させていました。G大阪戦でも自分の持ち味を発揮してくれることでしょう。


明日は万博記念競技場で18時キックオフとなります。アウェイ、累積警告による出場停止など厳しい条件の中での試合となりますが、勝利を目指して最後まであきらめずに戦います。選手たちの熱い戦いに期待しましょう！