オフ明けとなった本日9月2日（火）、トップチームは9時半からと15時からの二部練習となりました。次節ベガルタ仙台戦までは約2週間の準備期間があります。相手も入念に準備をしてくるはずです。この間に充実したトレーニングを積めたかどうかが試合の結果を大きく左右することになるでしょう。


午前はピッチでのフィジカルトレーニングとなりました。ラダーステップやスクワット、スラロームランなどバリエーション豊かなメニューが用意されており、選手たちはアジリティや瞬発力などさまざまな側面から筋肉に刺激を与えていました。トレーニング後半には苦しい表情を浮かべる選手も多くなっていましたが、選手たちは最後まで力を振り絞って食らいついていました。


GK陣もハードにフィジカルを追い込みます。今日はキャッチングの練習でもチューブを使用するなど、パワーや体幹を意識したメニューを行っていました。技術を試合でフルに発揮するために、ベースとなる体力を上げていきます。


午後はピッチでパス交換や5vs5などのトレーニングを行いました。午前のトレーニングでの消耗はありますが、疲れているときこそパスやトラップといった基本の精度を大切にします。こうした積み重ねが試合終盤の苦しい時間帯に成果としてあらわれてくるはずです。


5vs5のトレーニングは、フィールドプレーヤーを4つのグループに分けて行われました。選手にはそれぞれ違った特徴があるので、攻め方や守り方にグループごとに違いが見られました。どうすれば味方の長所を最大限引き出すことができるのか、一人ひとりが考えることでチームとしての完成度も高まっていきます。


チームとしての完成度を上げるとともに、個々の選手が常に目の前の相手に負けないという気持ちを持つのも大切なことです。トレーニングの段階から勝敗を意識することを心掛け、また明日から取り組んでいきます。


今日の夕方には、スポンサーである「JAグループ新潟」を代表して、JA新潟中央会さんよりレディースチームへの差し入れ贈呈式が行われました。JA新潟中央会さんからは年に2回、新潟県産の農畜産物を差し入れていただいており、今回は村上牛とJA北越後産アスパラガスをいただきました。


贈呈式ではJA新潟中央会総務企画部 部長の近藤功様より、日頃の選手の努力をねぎらう言葉とともに、今後のエキサイティングシリーズに向けての激励の言葉をいただきました。キャプテンの上尾野辺選手は感謝の言葉を述べた後、「今回いただいた差し入れを力に変え、優勝に向けて頑張ります」と力強く話していました。今回の差し入れは、バーベキューでおいしくいただく予定です。しっかりと力をつけ、エキサイティングシリーズを戦い抜きます！