一日のオフを挟み、トップチームはアウェイ広島戦に向けてトレーニングを再開しました。試合当日にピークを持っていくため、今日は2部練習で負荷をかけていきます。


大雨だったということもあり、午前は全員が屋内での筋トレメニューからスタート。トレーニングルームからは、コーチ陣の声とマシンの音が鳴り響いていました。しっかりと筋肉に刺激を与え、雨が上がってからはピッチへ。選手たちはパス練習などで体を温めたクロスからのシュート練習を行い、コンビネーションを確認していました。


ここでは攻撃を終えた後はすみやかに元のポジションに戻ることが求められ、心肺にもしっかりと負荷をかけていました。上下動が激しく選手が苦しい表情を浮かべる場面もありましたが、トゥッコフィジカルコーチが「切り替え！戻る！」とハッパをかけ、選手たちもそれに応えて懸命にピッチを走っていました。


午後のトレーニングは、10vs10を中心に行われました。午前の疲労も残っているはずですが、ここで力を出し切れるかどうかが大切です。


ピッチでは、柳下監督が「まず前を見て！」、「前のスペース！」と指示を送っていました。内容は以前から取り組んでいるものですが、何度も反復することで体に前を向く感覚を覚え込ませていきます。


広島戦は田中亜土夢選手が出場停止となるため、スタメンが入れ替わります。「ここでプレーしている以上はスタメンを狙っていかないといけない」と語るのは小泉選手。チャンスは平等に与えられています。この一週間のトレーニングで自分をアピールし、先発の座を狙っていきます。


仙台戦での勝利を、今後のリーグ戦につなげていきたいところ。今季初となる連勝を目指し、明日からもトレーニングを重ねていきます。