Ｊ１リーグ第30節・鳥栖戦をひかえたトップチームは今日午前に新潟を出発。昼過ぎには鳥栖に到着し、すぐに鳥栖市内でトレーニングを実施しました。前節もアウェイ・清水で、長距離の移動が重なりましたが、「ピッチが新潟に近い柔らかさだったし、すごく助かった」と柳下監督は話していました。最終調整は順調に行われたようです。


鳥栖は現在5位。ユン・ジョンファン監督から吉田監督に交代してからもＦＷ豊田選手を中心に全員がハードワークする攻撃・守備で勝ち点を重ねている強敵です。「1つのゲームを一生懸命走ってくるチーム」（柳下監督）ですが、新潟も走るという部分では負けるわけにはいきません。


新潟は前節敗れはしたものの、スペースを効果的に使いながら2人、3人と絡んでチャンスを作り出すことができていました。「自分たちが成長しているという実感はある。このサッカーを確立したい」と清水戦後に語っていたのは鈴木武蔵選手。鳥栖戦では内容と勝ち点3という結果をともにつかみ取るために戦います。


今日のトレーニングでは長距離の移動で固まった体をほぐすように体を動かしていた選手たち。冬の足音が聞こえ始めた新潟と比べ、汗ばむほどの陽気の鳥栖に適応するために、トレーニングはボールを蹴りながら、フリーに走る動きなどを意図的に取り入れていました。あとは残された時間を有効に活用し、明日に向けて準備をしていきます。


トレーニングの最後に行われた恒例のツータッチゲームは、もつれる展開となりましたが、ボールを受けたトゥッコフィジカルコーチが、遠い距離からスーパーミドルをミニゴールに撃ち込むなど大活躍。明日は選手がベストアメニティスタジアムのゴールネットに、勢いよくシュートを撃ち込んでほしいものですね。勝ち点3を新潟に持ち帰るために、ともに戦いましょう！