本日10月30日（木）、トップチームは9時半からのトレーニングとなりました。今日の聖籠は秋晴れとなり、さわやかな青空が広がる下で選手たちはトレーニングに取り組んでいました。今日はポゼッションや10vs10などのメニューが行われ、昨日から引き続き守備の場面で厳しく対応することが意識されていました。


対戦相手の鹿島はここまでリーグ最多の56得点を挙げています。また優勝戦線に踏みとどまるため、高いモチベーションで試合に臨んでくることでしょう。鳥栖戦では90分通して集中して戦い完封勝利を収めた新潟ですが、鹿島戦では前節以上に厳しく守備をしていくことが求められます。


「マークをはがされないようにうまく対応していきたい」と話していたのは松原健選手。鹿島の攻撃陣には能力の高い選手が多く、一瞬のミスが命取りになります。トレーニングからしっかりと自分のマークに責任を持ち、緊張感を持って取り組んでいきます。


攻撃側にとっては厳しいマークをいかに外してゴールを狙っていくかがポイントとなります。今日のトレーニングでは鈴木選手や小泉選手が積極的に背後のスペースを狙っていました。対応する守備側の選手は、相手にスキを与えない守備を意識していきます。


トレーニング中、キャプテンの大井選手が「厳しく寄せろ！」と声を張り上げて味方に指示を送るシーンが何度も見られました。ボールを失った瞬間から、しっかりと切り替えて奪いにいく。これを続けていくことで、相手に主導権を握らせないようにしていきたいところです。「自分のプレーに責任を持つという意味でもいいトレーニングができた」と大井選手。鳥栖戦に引き続き、無失点での勝利を目指していきます。


鳥栖戦の勢いをそのままに、ホームで連勝を飾りたいところ。チームは明日非公開のトレーニングを行い、試合本番に向けてさらに集中力を高めていきます。