本日11月16日（日）はなでしこリーグエキサイティングシリーズ上位リーグ第9節が行われ、アルビレックス新潟レディースは新潟市陸上競技場に岡山湯郷Belleを迎えました。ホーム最終戦となる今日は1000人を超えるサポーターの皆様が会場に詰めかけ、すばらしい雰囲気を作り上げてくれていました。


序盤はなかなか試合のリズムをつかむことができず、開始早々の9分に先制ゴールを奪われてしまいます。しかし、今回はホームでの一戦。新潟にはサポーターという大きな味方がついています。失点直後、会場からは大きな「アルビレックス！」コールが沸き起こり、同点、逆転を目指して戦う選手たちの背中を押してくれました。


ここからは新潟が主導権を握るようになり、サイドから再三チャンスを作り出していきます。前半は攻め込みながらもなかなかゴールを奪えないという展開が続きましたが、前半終了間際の45分、キャプテンが意地を見せます。阪口選手の右からのクロスを上尾野辺選手がゴール前でトラップすると、これを冷静に流し込み新潟が同点に追いつきます！


新潟は後半も攻撃の手を緩めず、前半の勢いそのままに逆転を狙っていきます。すると57分、新潟がビッグチャンスを迎えます。スピードに乗ったドリブルで小原選手が左サイドを突破し、ゴール前へ絶妙のクロス。これをティファニー選手が右足で合わせ、新潟が逆転に成功します！


この後も新潟のゴールラッシュは止まりません。64分に小島選手がリーグ初ゴールとなるヘディングシュートを決めて岡山を突き放すと、試合終盤には後半途中から入った山崎選手がダメ押しとなる2ゴールを奪います。試合は後半4ゴールを挙げた新潟が5-1で完勝。「ホーム最後の試合をこのような楽しいサッカーで終えることができてよかった」と山崎選手と話すように、今日はスコアも内容も充実したゲームとなりました。


今日の試合も含め、今シーズンホームで熱いご声援を送っていただき、本当にありがとうございました。サポーターの皆様への感謝の気持ちを胸に、リーグ最終戦となる浦和戦、そして皇后杯でも、皆様の期待に応えるために戦い続けていきます。