【フォト日記】栄冠のために

2015/1/30
photo
新潟、そして関東も雪模様となった30日ですが、高知も朝方は冷たい雨。キャンプ入りした26日以外は連続して二部練習が行われていますが、今日も選手たちをハードな二部練習が待ち構えていました。

photo
春季キャンプでも指折りのハードなフィジカルトレーニングなのが昨日のウェイトトレーニング、一昨日の1000m、そしてサーキットトレーニングです。ここまでお目見えしていませんでしたが、5日目にしてピッチにはステップやゴムチューブなどが並んでいました。

photo
トゥッコフィジカルコーチの笛の合図で、ひたすらゴムチューブを着用してステップを繰り返したり、ハードルを飛び越えながらポールをスラロームする選手たち。一回は短い時間ですが、みるみる顔はゆがみます。比較的気温も低かった午前ですが、みるみるボトルに詰められた水が無くなり、レオ選手がボトルを振って要求する場面もありました。

photo
さらに選手たちを激しくかり立てるトゥッココーチは、「今みんながやっているペースなら俺でもできる。チャンピオンを獲るなら、ここでがんばれ!」と声を張り上げていました。「みんなで乗り越えろ!」という声に呼応して、大井選手が「さぁ行こうぜ!」とチームメイトを引っ張っていました。

photo
このサーキットはフィールドプレーヤーだけが参加していましたが、目を転じるとGK陣もゴールを前に非常に厳しいトレーニングを課せられていました。石野GKコーチが至近距離でループシュートに見立てたトスを8本連続で投げ込みます。GKはバックステップでセーブしては、すぐに立ち上がってポジションに戻り、再びバックステップでボールにチャレンジし続けていました。

photo
新加入の川浪選手がシュートに飛びつくも及ばないと、石野GKコーチはすかさず「自分でブレーキかけるな! 全部出せ!全部出せ!」。GK陣も厳しく追い込み、自分の限界を超えようと芝にまみれています。

photo
午後はウォーミングアップ後にGKも加わり、ゴール前での3vs3をまず行いました。クロスが入れられた場面では、「相手にとって一番危ない場所に行くこと。ニア、ファーサイド、ミドルだぞ」と、昨年も繰り返し強調されたクロスへの入り方が再確認されました。

photo
フィニッシュの場面では新加入の山崎選手が目を引きました。キレのあるドリブルでエリア内に侵入し、シュートフェイントで相手を半歩ずらして左足でファーサイドに流し込むなど、得点力の高さを披露。その後に行われた10vs10では山崎選手から武蔵選手、最後は達也選手とスピードに乗った連携でゴールを決める場面もありました。明日は高知大学との練習試合。ハードな練習で疲れもあるはずですが、今年初の対外試合を勝利で飾りたいところです。時間は45分を2本予定しています。

photo


ユニフォームパートナー