2週間の期間で行われた静岡・清水キャンプも今日が最終日。トップチームは非公開で京都サンガF.C.との練習試合を行いました。京都は移動中に遠征バスにアクシデントがありましたが、選手・スタッフの皆さんともケガもなく、予定通りに練習試合を行うことができました。


45分×4本で行われた練習試合は得点の取り合いとなり、新潟は1本目に指宿選手、2本目に山崎選手と指宿選手がゴール。3本目にはラファエル選手が、4本目には武蔵選手がゴールを決め、ＦＷがそれぞれアピールをしています。試合は後半に京都に失点を許し5-6というスコアでした。


試合を終えた柳下監督は報道陣に対して、「1、2本目に関しては良かった。ただ、システムに関しては言わないと分からない部分もあった」と選手たちのゲーム中の対応力の向上を求めました。


「攻撃も守備もセンターバックがスタートで、『こういう動きがあるだろう』とできるかできないか。落ち着いてできるようになったら、ボールを動かしていたし、得点もいい形で決めることができていた」。約1カ月のキャンプで、選手たちはよりアグレッシブに動き、相手のスタイルに影響されずゲームを進めることができることが確認できました。


「まだまだだけれど、運動量の部分は問題はない」と、春季キャンプの大きな目的の一つである、新潟らしい走り切る力については手応えを感じていた柳下監督。開幕まであと一週間となりましたが、「これから新しいことをやるわけでもない。続けること」と、新潟に戻ってのトレーニングについて示唆しました。J-STEPの皆様をはじめ、清水の皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございました！