【フォト日記】今日から切り替えて&レディースは浦和戦

2015/4/19
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午前11時、練習開始の合図がかかるとトップチームの選手たちは円になってピッチに集合。「今日から切り替えて」と柳下監督が選手たちに声をかけ、ナビスコカップ甲府戦へ意識を向けるよう促していました。連戦となりますが、それぞれリカバリー、トレーニングを行い、試合に向けて体勢を整えていきます。

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リカバリーに取り組む選手たち。ピッチでランニングとストレッチを行った後は、アイスバスに入って体のケアに努めていました。いかにコンディションを戻せるかがカギとなります。

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トレーニング組は、フィジカルメニューで負荷をかけた後、4vs4やクロスからのシュート練習に移行。4vs4では守備面が強く意識され、「もっと寄せる!」、「取れなくても突っついていく!」と柳下監督が厳しく指示を飛ばしていました。2試合続けて追いつかれてのドローとなっている新潟。試合を勝ち切っていく力をつけていくために、課題の修正に努めていきます。

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守備について、「(ナビスコカップ)鳥栖戦ではしっかりできていた。できないことはない」と話す柳下監督。自信を失うことなく、気を引き締め直して残り2回のトレーニングに臨んでいきます。

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そして今日もビッグスワンでは“アルビレックス”のゲームが開催されました。プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第4節は、昨季の女王・浦和レッドダイヤモンズレディースを迎えての対戦となりました。

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前節、初勝利を果たした新潟は最終ラインに北原佳奈選手が復帰。浦和は吉良選手、後藤選手となでしこリーグでも屈指の強力2トップが得点を狙いますが、厳しい寄せでボールを奪い、正確なつなぎで抜群の存在感を発揮します。

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攻撃では先発に復帰したキャプテン・上尾野辺選手が得意のドリブル、スルーパスを駆使しながら中心的な役割を果たします。新潟は前線からのアグレッシブなプレッシャーと、速攻・遅攻を組み合わせて浦和攻略にチャレンジします。

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するとこの積極的な姿勢が15分に結実します。最終ラインで浦和からボールを奪った佐伯選手がそのまま相手ゴールに直進。右足アウトサイドで際どく流し込み、重要な先制点を決めてみせます。

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後半、浦和は選手交代も織り交ぜながら、さらに新潟のゴールを脅かします。しかし、新潟は「最後まで集中を切らさずにプレーしてくれた」と能仲監督が称える通り、ピッチに立った全選手が粘り強くプレーし、強敵・浦和をシャットアウト。見事に完封勝利を飾りました。

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意外なことにビッグスワンではレディースは未勝利が続いていましたが、ジンクスを破る嬉しい初勝利。思えば昨年も、さまざまなジンクスを打ち破ってアルビレックス新潟レディースは史上最高位でフィニッシュしました。さらに歴史を塗り替える今年、まずひとつめの新たな歴史を書き入れることに成功。次節はアウェイで強豪・日テレとの対戦となりますが、勝利を目指して戦いぬいてきます。デンカビッグスワンにお集まりいただいたサポーターの皆さん、ありがとうございました!



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