ガンバ大阪戦に向けてトレーニングを進めているトップチーム。今日の聖籠は暖かい春の陽気が感じられ、半袖姿の選手も見られました。気持ちよく体を動かすことができたことでしょう。


今日は10vs10が行われ、実戦に近い状態の中でイメージを高めるとともに、怖がらずにボールを奪いにいくことが意識されていました。勝ち切れない試合が続く中でも、自分たちのサッカーを見失うことなくトレーニングに取り組んでいきます。


次節の相手ガンバ大阪はここまで公式戦6連勝中と波に乗っています。おととい行われたACL広州富力戦では5-0の圧勝。リーグ屈指の破壊力を誇るガンバの攻撃陣を封じていくために、DF陣も気合いが入っています。


「相手の攻撃力は高いが、ゼロに抑えたい」と話していたのは川口選手。トレーニングでは激しく体をぶつけ、ボールを奪いにいく場面が目立っていました。甲府戦ではプロ入り初ゴールを決め、攻撃面ではいいイメージを描けているはず。「自分たちの狙いとしている攻撃はできている」。いい攻撃を生み出していくためにも、まずは守備から力強く戦っていきます。


大野選手も「（ガンバの）2トップはスピードもテクニックもあるが、そこを抑えれば自分たちのリズムを作れると思う。DFとしてしっかり抑えたい」と力を込めます。相手に主導権を握られる時間帯でも、粘り強く戦い続けていくことが大切です。「ピンチもあると思うけど、最後のところで体を張って止めれば流れは来る」と語る大野選手。最初から最後まで集中力を切らさず、ガンバの攻撃をはね返していきます。


ここで勝つことができればチームとして大きな自信になるはず。勝ち点3を奪い、上位に食らいついていこうと選手たちのモチベーションは高いです。


明日は非公開のトレーニングとなります。一般のご見学はいただけませんので、ご協力のほどよろしくお願いいます。