２ｎｄステージに向け、日々トレーニングに励んでいるトップチーム。取り組むべきテーマを常に意識しながら、この期間で個人としても全体としても向上させていきます。



U-22日本代表メンバーに選出されていた川口選手と鈴木選手も、全体練習に合流していました。コスタリカ戦に途中出場した川口選手は、「代表で得たものを、プラスアルファとしてチームに活かしていきたい」と力強くコメント。代表の舞台でも見せた積極的なプレーで、チームを押し上げていってほしいですね。


10vs10が行われていた今日のトレーニングでは、一昨日と同じく1タッチという条件が加えられていました。「寄る、離れる」を繰り返し、動いてできたスペースをうまく活用しながらボールをつないでいくことが求められます。


相手のプレッシャーがある中、1タッチでパスをつないでいくのは簡単なことではありませんが、「10mの距離でパスミスがあるなら、7mまで寄ればいい。『オレはこうだから』じゃなくて、味方ができないならサポートする。それがチーム」と強調していた柳下監督。チーム全体が最大限のパフォーマンスを発揮していくためには、一人一人がサポートの意識を高く持ち、いい距離感を保っていくことが大切となってきます。


トラップで時間を作ることができないため、ボールの受け方やパスの質についてはシビアな水準が要求されます。苦戦している選手も少なくなかったですが、トレーニングで難しい状況を経験しておくことで、より落ち着きを持って実際のゲームに臨んでいけるはずです。


ここまで、頭も体もフルに使うトレーニングが続いてきています。疲労もピークを迎えている頃だとは思いますが、すべては勝つために必要なこと。２ｎｄステージへ闘志を燃やし、明日からも努力を重ねていきます。