大盛況のサマーフェスタから一日、トップチームの選手たちは今日からトレーニングを再開しました。次のゲームは、12日（水）の浦和戦。皆様の期待に応えていくために、中断期間でさらにチームのレベルを向上させていきます。


今日は2部練習となり、午前はオフ明け恒例のフィジカルトレーニングが行われていました。大粒の汗を流しながらも、暑さに負けることなく取り組んでいた選手たち。8月の厳しい戦いを乗り切っていくために、基盤となるフィジカルを高めておくことが重要となります。攻守にアグレッシブに戦うのが新潟のスタイル。どんな相手にも走り負けるわけにはいきません。


選手たちは約1時間、トゥッコフィジカルコーチの用意した過酷なメニューで自分を追い込みました。練習後は疲労困ぱいの様子が伝わってきましたが、しっかりと栄養を補給し、午後の練習に備えます。


午後は15時半から、ボールを使ったトレーニングが行われました。今日は1タッチという制限が設けられ、選手たちには足を止めずにプレーし続けることが求められていました。午前の疲労を考えれば体力的に厳しい状態だったとは思いますが、選手たちはトレーニングのテーマを意識しながら、最後まで足を動かしていました。


このルールの中では、味方に声ではっきりと情報を伝えていくことも重要なポイントとなってきます。適切な指示が通れば、それだけ判断の質も上がっていくはず。「後ろ来てるぞ！」、「外フリー！」。ほんの短い言葉ですが、その一言がビッグチャンスを生み出せるかどうかに関わってきます。


最後はハーフコートでの9vs9となり、実戦に近い形で感覚を磨きました。ここでは田中選手が積極的に背後のスペースを狙い、ゴールを奪っていたのが印象的でした。「動き続けることを意識して、必死にやっていた」と田中選手。この期間でコンディションをさらに上げ、レギュラー争いに名乗りを上げていきます。


再来週の浦和戦について、「混戦を抜け出すために、重要な試合になる」と語っていたのはコルテース選手。勝ち点3をつかもうと、心にメラメラと闘志を燃やしています。もちろん、他の選手たちも気持ちは同じ。つかみかけている流れをより確かなものにしていくために、再開に向けて準備していきます！