ナビスコカップ浦和戦を見据え、限られた時間の中でもしっかりと準備を進めているトップチーム。選手たちは一分一秒無駄にすることなく、試合当日までにいい状態を作り上げていくことに意識を向けています。


大会は変わりますがチームの雰囲気に変化はなく、ピリピリとした空気が漂っています。リーグでもナビスコでも、結果を出し続けていくことが大切。現状に留まることなく、上を目指していきます。


今日の練習では、ハーフコートでの10vs10が行われていました。複数の選択肢からより良いものを選んでいくこと、シュートを積極的に狙っていくことなど、今までやってきている内容をもう一度確認しながら、トレーニングは進んでいきました。


今回ホームで準々決勝第1戦を迎えますが、「もちろん（第1戦で）勝つことが一番いいけれど、大事なのは勝ち上がること。2試合あることを考えて、状況に応じてやっていきたい」と話していたのは山崎選手。勝敗だけでなく、スコアも意識して戦っていくことが重要となります。リーグ戦とは違った難しさがありますが、常に頭を働かせながら、いい判断をしていきたいところです。


レオ選手も、今回のゲームを戦う上で「インテリジェンス」を強調していました。まずはできる限りアウェイゴールのアドバンテージを与えないことが、一つのポイントとなってくるでしょう。「ゼロに抑えることができれば、0-0でも可能性は広がってくる」。熱い気持ちで試合に臨むことは大前提ですが、同時に冷静さも忘れることなく戦っていきます。


コンディション面も考慮して短時間の練習となっていましたが、その中でも密度の高いトレーニングができていた様子。浦和という大きな壁を乗り越え、チーム全員で準決勝に進む。今はそれだけに集中しています。


明日の前日練習は非公開となります。細かい戦術的な事項などを確認し、大切な一戦に向かっていきます。