いよいよ明日はトヨタプレミアカップ・ブリーラムユナイテッド戦。試合をひかえ、本日はさまざまな公式行事が行われました。午前10時からバンコクにあるアマリ・ドンムァン・エアポートホテルでは前日会見が行われました。


新潟からは吉田達磨監督、小林裕紀キャプテンが出席。ブリーラム・ユナイテッドのアレクサンダー・ガマ監督は、「ブリーラムは今年初のゲーム。100％ではないが、勝利のために一生懸命がんばりたい」とし、「日本にはかなり強いチームがある。我々にはＡＣＬもあるが、色々なトレーニングができると思う」と話していました。


一方、吉田達磨監督は「まず、タイ・トヨタさんのお招きでチェンマイでのキャンプや、ブリーラムと言うアジアの強豪と対戦することができて嬉しく思う」と謝辞を述べつつ、「我々にとっても最初のオフィシャルマッチになる。ブリーラムと対戦することで、我々のコンディションも試されると思う」とこの試合の意味の大きさを語っていました。


小林選手はブリーラムについて「アジアの強豪というイメージを持っています。彼らと対戦できることを僕自身も嬉しく思っています」と相手へのリスペクトを示した上で、「やるからには勝利を目指す。勝つために100％を尽くしたい」と抱負を述べていました。会見にはタイのメディアが多く駆けつけ、会見後のフォトセッションにもカメラマンが殺到するなど、この大会の注目度の高さがうかがえました。


その後、チーム一行は試合会場であるブリーラムに飛行機で移動。ブリーラムのアイ・モバイルスタジアムはイングランド・プレミアリーグのチェルシーにインスパイアされたという荘厳かつ近代的なスタジアム。スタジアムに入るだけで、選手たちは気持ちの高まりを感じていた様子でした。


前日の公式練習ではウォーミングアップの後、ゲーム形式のメニューなどを実施。明日はタイ在住の日本人の方々のほか、新潟からもサポーターの皆さんが駆けつける予定とのことです。アルビレックス新潟にとってとても大きな意味を持つゲーム。全員で勝利に向かっていきたいと思います。試合は現地時間18時30分（日本時間20時30分）キックオフとなります。