【フォト日記】トヨタプレミアカップ2015でブリーラム・ユナイテッドと激闘!

2016/2/13
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2月4日から始まったタイキャンプを締めくくる「トヨタプレミアカップ2015」が、タイ王国・ブリーラム県にあるニュー・アイモバイル・スタジアムで開催されました。スタジアムにはタイの熱狂的なサッカーファン・サポーターが集い、素晴らしい雰囲気の中でプレシーズンのゲームを行うことができました。

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そしてスタンドには、オレンジのユニフォームを着用した新潟サポーターの姿も。タイ在住の日本人の方々も含めて、総勢約150人ほどでしたが、スタジアムでたしかな存在感を発揮していました。またサポーターの皆様と一緒に今シーズンを闘えることを、改めてとても嬉しく思います。

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「ブラジル人選手だけではなく、ローカルのタイ人選手たちもレベルが高い」と前日吉田監督が印象を語っていた通り、試合はブリーラムがホームを活かして攻め込みます。立ち上がりのピンチを切り抜けた新潟は、左サイドのコルテース選手、山崎選手のユニットを中心に反撃。爆発的な推進力と、小気味いい突破という武器が組み合わさり、チャンスを作っていきます。

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山崎選手が相手を振り切ってのシュートは惜しくも枠上。左サイドからのラストパスを受けた指宿選手がターンから右足、さらにこぼれ球を押し込もうとした決定的な場面もネットを揺らすことができず。「自分が決めていれば、終わっていた試合」と指宿選手は悔しそうに振り返っていました。

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一方、守備では高い能力を持つ相手のブラジル人選手は大野、早川の両センターバックと、小林選手やレオ選手が距離感よく封じていきます。乱れからカウンターを喫する場面もありましたが、チームとして取り組んできたスタイルを表現することができていました。

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後半も中盤でフリーな選手を作っては、チャンスを作っていく新潟。すると10分、左サイドで山崎選手がボールを持つと、相手をけん制しながらコルテース選手へ。さらに中央のレオ・シルバ選手に送ると、狙い澄ましたミドルシュート! 新潟は素晴らしい形で先制点を奪います。

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しかしブリーラムはさすがにアジアの強豪。反撃に移るとCKからヘディングで決められて同点に。さらに後半30分過ぎにも、同じようにCKからヘディングで合わされ逆転を許してしまいました。警戒を破られる格好にはなりましたが、「今後修正は十分できる」と選手たちもこの段階で課題を得たことをポジティブに捉えていました。

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フレンドリーマッチではなく、タイトルがかかった試合として終盤まで激しく闘い、得点を狙いましたが、再びゴールネットを揺らすことはできず。新潟は残念ながらタイ最後の試合を勝利で飾ることはできませんでした。

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しかし、「いまこの時点でこれだけの時間、自分たちが思った通りのゲームができたことに関しては、本当に収穫」と吉田監督は振り返りました。自分たちの戦いに十分な手応えを得て、新潟はタイキャンプを締めくくり、明朝バンコクから日本へ飛び立ちます。



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