今日は14時から聖籠クラブハウスで、ツエーゲン金沢とのトレーニングゲーム（試合形式は45分×2）が行われました。なかなか勝利をつかめない状況が続いていますが、全員で壁を乗り越えていくために、貴重な実戦の場を通してチーム力の底上げを図っていきます。


今回のゲームのテーマについて、「公式戦に出ている選手には戦術的な要求はしましたが、ずっと出ていない選手は、とにかくゲームの中でしっかり時間を過ごすことを求めていました」と吉田監督。選手ごとにコンディションや試合勘もさまざまで、難しい部分はあったと思いますが、それぞれが懸命に最大限のプレーを試みていました。


1本目は新たなチャレンジも交えつつ、積極的に攻める姿勢を見せていた選手たち。昨日今季初出場を果たした松原選手も、果敢に右サイドを駆け上がってチャンスを演出していました。これまで離脱期間は長かったですが、動きに重さは感じられず、さらなる復調を予感させてくれています。


2本目はポジションやメンバーの入れ替わりもあり、1本目よりも相手に押される時間が長くなっていました。ただ、そういった中でもチーム全体がどう戦っていくのか。それを一人一人が考えながらプレーしていくという意味で、重要な45分間となったはずです。


2本目の45分間に出場した鈴木武蔵選手。背後を狙う動きなどを繰り返しながら、実戦のイメージを取り戻していくことに力を注いでいました。万全の状態を作っていくために、まだ取り組むべきことはあるとは思いますが、今日のゲームが大きな一歩となったことは間違いないでしょう。


最終的なスコアは0-2となりましたが、大切なのは今回の経験を次からのトレーニングに活かしていくこと。向上を目指し、またオフ明けから取り組んでいきます。