【フォト日記】国際親善トレーニングマッチ&レディース浦和戦

2016/7/24
今日は、トップチームがシンガポール代表と国際親善トレーニングマッチ、レディースチームはプレナスなでしこリーグカップ1部予選リーグにそれぞれ挑みました。
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国際親善トレーニングマッチは16時半からのキックオフ。なかなか経験できない対戦を観戦に訪れたサポーターは3,000人に上りました。多くのご来場をいただきまして、誠にありがとうございました。昨日のJ1リーグに先発出場したメンバーを除く選手を中心に構成された11人は、海外のA代表との対戦を前に、とてもたくましい表情で試合開始のホイッスルを待ちます。
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シンガポール代表のキックオフで始まったゲームは、いきなりスコアが動きます。3分、ボランチに位置を取り先発出場した端山選手が右足一閃。強烈なスピードを持ったボールがゴールに吸い込まれて新潟が先制。その後も新潟は前線の指宿選手やカリウ選手からしっかりと守備で圧力をかけ、最終ラインの増田選手、西村選手が落ち着いた対応でボールを収めます。
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攻撃においては伊藤選手のドリブルの鋭さや、宮崎選手の飛び出しなどに相手の守備はかなり手を焼いている様子。
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そして2点目は13分。端山選手がダイナミックなサイドチェンジでコルテース選手の足元へボールを送り攻撃のスイッチが入ります。
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コルテース選手は迷わずゴールラインへドリブルで切り込むと中央へ鋭いセンタリングパス。シュートは一度相手GKにかき出されるも、指宿選手が押し込んで加点に成功。
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これでも手を緩めることなく16分、伊藤選手のドリブルを阻もうと相手DFが集まってきます。相手を十分にひきつけると、右サイドをオーバーラップする松原選手へスルーパス。右足から放たれたクロスボールはペナルティエリアのカリウ選手の足元へ。難しい体勢になりながらゴールに流し込んだシュートはゴールポストをたたき、ゴールへ吸い込まれました。

大きな歓声が包むスタジアムの中で、集中力を高めていく新潟。加藤選手を中心に中盤でのショートパスをカットしていくと、今度はロングボールで新潟を打開しようと試みるシンガポール代表。しかし、増田選手を中心とした最終ラインはヘディングで跳ね返し、そうはさせません。ならばと、次々に交代カードを使ってくる相手に一歩も引くことなくプレーは続いていきます。
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後半14分には川浪選手に代わり、大きな拍手の中で小澤選手が出場しゴールマウスを守ります。大きな声でチームを鼓舞していく姿は頼もしく感じます。
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終盤も組織で攻め、守る新潟。タイムアップの笛が聞こえたとき、プレーをやりきったチームから充実感を感じました。

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昨日の先発組を中心としたメンバーは、クラブハウスで軽めのメニューで汗を流していました。内容と結果がしっかりと伴った勝利だっただけに、メンタルの部分でもポジティブな影響がもたらされたはず。練習で見せる選手たちの表情にも、明るさを感じ取ることができました。大切なのは、このムードを今後のゲームにつなげ、勝ち点を伸ばしていくこと。チームは熱い闘志を燃やし続け、連勝を目指していきます。

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本日17時からは、新発田市五十公野公園陸上競技場で2016プレナスなでしこリーグカップ1部 Bグループ第8節、アルビレックス新潟レディース対浦和レッズレディース戦が開催されました。会場に足を運んでいただいた937名のサポーターの皆様の後押しと共に、選手たちは気合十分で試合に臨んでいきました。

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立ち上がりこそ浦和にボールを支配されますが、すばやいカウンターなどで前に向かう場面を増やしていくと、徐々にゲームの主導権は新潟へ。何度かつなぎの部分でミスもありましたが、ボランチの山田選手を中心にしっかりと危険なスペースをケアし、早い段階でボールを奪い返していきます。

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迎えた29分、大石選手が左サイドに抜け出すと、ペナルティエリア前で待ち構えていた上尾野辺選手へ狙い澄ましてパスを送ります。「少しトラップが大きくなってしまったが、うまく抜けることができた」と上尾野辺選手。そのまま冷静に左足でゴールに流し込み、先制に成功しました!

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後半も新潟が押し込み、浦和が守るという構図は変わりませんでしたが、74分にセットプレーから数少ないチャンスをものにされ、同点に追いつかれてしまいます。失点後も新潟の選手たちは気持ちを落とすことなく攻め続けましたが、追加点を奪うことはできず終了の笛。勝ち点1に留まる結果となりました。

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決勝トーナメントへの道が厳しくなったのは事実ですが、まだ可能性は残されています。今回のゲームを無駄にしないためにも、最終節の仙台戦に向け、チームは最善の準備をしていきます。今日は熱いご声援、ありがとうございました。


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