今日は大雨が降る中、10時から練習を開始したトップチーム。自分たちが今までやってきたことや、基本となる部分をもう一度見直しつつ、対戦形式やゲーム形式といったメニューで選手たちは汗を流していました。


トレーニングでは、片渕監督が頻繁に選手たちに声を掛け、チャレンジを歓迎するムードを作っていました。遠めからでも、コースが空けば勇気を持ってシュートを狙っていた選手たち。前へと、ゴールへと向かうメンタリティを、一回一回の練習を通して強化していきます。


選手たちの競争意識の高さも、練習の雰囲気をさらに押し上げています。試合に出たい、勝利に貢献したいという思いは、全員が同じ。ポジティブな意味での緊張感がチームには満ちています。


片渕監督が同時に強く求めていたのが、球際で厳しく戦っていくこと。守備の場面では、「あと2歩寄せろ！」という指示が何度も聞こえてきました。「そこは敢えて強調しました。あと2歩と言っても、それでも人間は一歩しか寄れないですし、一歩と言ったら半歩しか寄れないので」（片渕監督）。タイトな守備の感覚を体に、染み込ませていきます。


確固たる自分たちのベースに、戦術面の対策をプラスしていくことが、勝利をつかむためのカギとなるでしょう。どんな相手に対しても、激しく、ひたむきに、新潟らしくぶつかっていくことが、大前提として求められるはずです。


明日は非公開練習。相手の情報も頭に入れながら、磐田戦に向けてより実戦的な準備を推し進めていきます。