首位浦和をホームに迎えた昨日のゲーム。選手たちは力の限りを尽くして戦いましたが、最後の最後で勝ち点を手にすることはできませんでした。一歩譲らない戦いを見せていただけに、込み上げてくる悔しさはありますが、残り2試合にその悔しさをぶつけていく以外に道はありません。今日は2グループに分かれ、屋内でのリカバリー、新潟医療福祉大学とのトレーニングゲームに臨んだ選手たち。次の戦いへと、その視線は向いています。


トレーニングゲームは45分×1、30分×1の形式で行われました。1本目の開始早々に鈴木選手がゴールを決めると、その後も攻撃の手を緩めることなくチャレンジし続け、45分間で3つのゴールが生まれました。背後を突く意識の高さは、チーム全体でしっかりと共有されていました。


現在のチーム状況を考えても、ひとりひとりの責任感が今まで以上に求められてくるでしょう。「全員の力で戦わないといけない」（片渕監督）。全員が公式戦のピッチに立つ覚悟と闘争心を持って取り組んでいくことが、これからの2試合で勝利をつかむ上で不可欠となります。


選手ごとに与えられた時間は違いましたが、それぞれが高いモチベーションでアピールに努めていました。目の前の一瞬にベストを尽くすことが、必ず次へとつながっていくはずです。


あえて10人でのプレーを課したりと、さまざまな意図を持って行われた今日のゲーム。あらゆる状況を想定し、自分たちが今何をすべきなのかを常に判断しながらプレーしていた選手たち。より明確な実戦のイメージを作り上げていく上で、有意義な時間となったことでしょう。


明日はオフとなっています。もう一度気持ちを奮い立たせ、また火曜日から勝ち点3を取るためのトレーニングを積み重ねていきます。