【フォト日記】ヨーヨー

2017/1/20
photo
台湾・高雄に到着してから連日ハードなトレーニングを行ってきた選手たち。三浦監督・コーチは、選手たちのコンディションを見極め、午前トレーニングを取りやめました。「今はキャンプに来ているから、散歩程度は構わないけれどコンディションを整えることに専念して」と選手たちに伝えることも忘れませんでした。

photo
義大皇家酒店には隣に大きなショッピングモールもあるのですが、早めに選手たちが足をはこぶとまだ開店前。周辺を散策する選手、ホテルの部屋でたっぷり睡眠をとる選手など、コンディション回復に努めていたようです。

photo
そして午後3時半の練習のためにスタジアムに入った選手たちの表情が凍ったのは、グラウンド脇に設置された音響設備(アンプスピーカー)を見て。トレーニングでは音楽などをかけることはない新潟ですが、スピーカーがあるということは、トレーニングに活用することに他なりません。

photo
「これ、ヨーヨーじゃない…?」と武蔵選手。ヨーヨー、正式にはヨーヨーテストとは、計測されたピッチ幅を、スピーカーから出る「ピッ!」という音とともに走り、設定内に逆側まで到達することが求められます。

photo
さらにそのヨーヨーテストの設定は次第に早くなっていきます。選手には相当にハードなメニューということで、「音響、壊れないかな…」という声が漏れていました(笑)。

photo
しかし、トレーニングが始まれば、そこはアルビレックス新潟の選手たち。全員がなんとか設定タイムに入ろうと、顔を紅潮させながら走り続けます。走力でいえば、新潟だけではなくJリーグ全体でもトップに君臨する加藤大選手がリードをしますが、別グループでは原輝綺選手も加藤選手に劣らない記録をマークしました。ルーキーではありますが、前面にアピールをする姿勢に周囲からも驚きの声が上がっていました。

photo
「厳しいと思うけれど、自分が行けるところまでがんばって。横の選手を気にする必要はないから!」とヴァンデルレイコーチ。走力、心肺機能とともに、精神力も求められるヨーヨーテスト。苦しい戦いの時に立ち返る“よりどころ”となったはずです。


ユニフォームパートナー