【フォト日記】スピリット

2017/2/15
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高知キャンプも残り3日。チームは本日も二部練習でフィジカル、そして戦術面の上積みを図りました。ヴァンデルレイフィジカルコーチは昨日に続き、今日もピッチにバーやラダーなどを置いて10ほどのセッションを設置。ウォーミングアップ後に、サーキットメニューを行います。

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昨日はダンベルボールなど、パワー系の要素が強かったのに対して、今日のトレーニングではアジリティーなどへの刺激を与えるものが多く用意されていました。コーンを四角に置き、素早くステップを踏みながらすべてにタッチして駆け抜ける。前野選手はスピードを活かして難なくクリアしていました。

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各セッションでは必ず最後にボールを扱うことも求められていて、疲れた中でも正確にパス、ヘディングなどで相手に戻すように声がかけられていました。細かなこだわりが、実際のゲームでの“ちょっとした差”になります。

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ルーキーの長谷川巧選手は正確なキックも持ち味。「相手に柔らかく、ロングパスを」という課題では、フワリとしたボールを加藤選手の足元にピタリと落としてみせました。これにはパスの名手・加藤選手も「素晴らしい!」と一言。DFの裏に落とし、FWを走らせるフィードを試合でも期待できそうです。

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午後はウォーミングアップの後にゴールを立てて3対2などを実施。数的優位の攻撃側にはシュートまでの時間の制限が設けられ、スピードと的確な判断が、逆に守備側には連携して攻撃側を動かすような守備が必要になります。激しくボールを奪い合うファイトする場面が多く見られました。

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最後に行われたのは紅白戦。昨日も1対1の守備、マークへの責任感や球際が強調されましたが、「今日もプレスの意識は持たせた」と三浦監督は話していました。そのうえで、「前から行くのか、オーガナイズをするのか。その判断と、精度を高めていくこと」を課題に挙げていました。

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球際に厳しく対応した場面で、あえてプレーを止めずに流したことを報道陣から指摘されると、「球際やハードワークはアルビの持ち味。それを恐れていてはダメ」とキッパリ。個々の局面、その積み重ねで左右される結果にこだわること。高知キャンプ最終盤は、新潟のスピリットをかき立てようとしています。

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