3週間弱と長期の高知キャンプもいよいよ大詰め。明日の最終日に向けて、トップチームは9時半からトレーニングを行いました。午後の練習は行わず、このトレーニングに集中して、コンディションを整えます。


この日の春野は気温もグングンと上がり、強い陽射しで少し動くと汗ばむほど。「今日はあったかいですね」と選手も声を弾ませていました。


ウォーミングアップでは、2人組でパス交換をしながらピッチを往復します。山崎選手はアウトサイドやヒールなども使いながら、テクニシャンらしい遊び心のあるプレーをアップから見せます。


高知キャンプについて、「プラン通り進めてきて、時には枠から外れたこともあったけれど、そこから戻してやることもできた。戦う態勢は整ってきている」と三浦監督は話しました。言葉の通り、ポゼッションのメニューでも選手の軽快さ、そして力強さが表れていました。


今日は明日のトレーニングゲーム（完全非公開）に備えてセットプレーの確認を行いました。セットプレーはシーズンを通じて試合の大きなポイントとなります。ひとつひとつ、マークやポジションを確認しながらトレーニングは進みます。稲田選手も、的確なコーチングでフィールドの選手たちをポジションに置いていました。


セットプレーでは眞中コーチ、不老ＧＫコーチもチェックポイントを確認。練習中、また練習後に選手たちからも感触を聞きながら、構築する作業を進めています。「これまでの練習はトレーニングでやってきたことの確認だったが、明日は相手の情報も伝える。きめ細かくやっていこうと思う」と三浦監督。高知キャンプをいい形で締めくくりたいものです。