【フォト日記】高知キャンプ打ち上げ&沖縄キャンプ7日目

2017/2/17
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19日間と長期となった高知・春野キャンプも今日が最終日。トップチームの選手たちは完全非公開で徳島ヴォルティスとの練習試合を行いました。

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非公開のため、試合の詳細はお伝えできませんが結果は0-6での敗戦という残念な結果となりました。シーズン前の大事なゲームでしたが、この結果と内容を、いい教訓として今後に活かしていかなければなりません。

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試合後に三浦文丈監督は報道陣に対応し、率直に「ここまでやってきたことを出し切ることはできなかった」と振り返りました。悔しい結果を、何かにごまかすことなく真摯(し)に受け止めようと監督は続けます。

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「立ち上がりはプレスに行かせて、何度かいい形もあったけれど、そこでエラーが出た。距離が間延びして、スペースを空けてしまい、振り向かれる。修正しきれなかった」。大事なゲームと捉えていたからこそ、いいものを表現しきれなかったことを残念に思うとともに、チームを率いる立場として、さらなるアプローチやコーチングについて、すでに頭を巡らせているようでした。

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高知での最後のゲームがこうした形になったのは残念ですが、19日間のキャンプ期間中ではフィジカルの上積みはもちろん、戦術の浸透を図ることも着実に進められています。「ケガ人も戻ってきてくれている」と三浦監督は語りました。それも高知の素晴らしい環境のおかげ。チームは明日、もうひとつトレーニングゲーム(非公開)を行ってから、新潟に戻ります。

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沖縄キャンプ7日目を迎えたレディースチームは、ゲーム形式を中心に動き方や判断の共有を行いました。午前中は、基礎トレーニングのあと、シュートグループとDFグループに分かれて、シュートではタイミング、パススピードを意識しながら身体を動かし、DFはインターセプトを意識するトレーニングを行いました。

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ピッチ脇のスペースでは、別メニューである高村選手と小島選手が基礎トレーニングを行っています。スパイクを履いてボールを蹴る感触を丁寧に確かめていました。

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ゲームではボールを受けるタイミング、動き出すタイミングを要求。レベルが上がれば上がるほど、その精度を高めていかないと相手のスキをつくことができないため、同じことでも、繰り返し意識づけを行います。

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ハーフタイムでは、ポジションが近い選手とさきほどのプレーを振り返りながら、活発な意見交換が行われています。監督からのアドバイスも入ることにより、チームとしての狙いを確認することができます。

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トレーニング終わりには、園田選手がボールの受け方について、大石選手に質問し、動きを入れながら説明するシーンも見られ、新加入選手も早くなでしこリーグのプレッシャーに慣れようとトライしています。

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午後のトレーニングにおいて印象的だったのは、シュートトレーニング。キャンプ当初に比べて、クロスボールの質もあがり、中に入ってくる選手のシュートの精度も上がってきました。単純なトレーニングですが、この中でも動きだしのタイミング、メッセージを伝える動きの質も高めることができます。

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途中、雨が降り出し、スリッピーな状態ではありましたが、雨も計算したパススピードでボールを動かすなど、状況に応じたプレーでゴールを目指します。明日は最終日。沖縄SVジュニアユースとのトレーニングマッチになりますが、キャンプの成果を表現できるよう、実戦の中での確認を行いたいと思います。



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