昨日、高知キャンプを終えて高知を発ったトップチームは東京に一泊。今日はバスで移動し、非公開での練習試合を行いました。向かったのは大宮アルディージャクラブハウス。開幕前に、貴重なＪ１クラブとの対戦となりました。


クラブハウスには試合用の用具をはこぶため、高知からスタッフが夜通し、交代で車を運転して入っていました。昨日は徳島ヴォルティスに敗戦を喫していただけに、選手たちもこの試合への気持ちはいつもにもまして強いものがありました。結果は2-0。前半は0-0で終わりましたが、後半2得点を挙げて大宮を突き放した勝利でした。


今日も試合終了後、報道陣に対応した三浦監督は、「守備の意識も高くハードワークできた。勝つことが何よりの栄養剤で、選手たちも安心したんじゃないでしょうか」と内容とともに結果を得られたことを収穫としていました。


ゲームについては、「まだ改善しなければいけないことはあるけれど、台湾、高知とやってきて一番言い続けてきたことができた」とのこと。始動から約1カ月強、さまざまなトレーニングを行ってきましたが、それは着実にチームに力となっています。さらに今日の勝利で、『これでいいじゃないか』という手応えが確かになることが期待されます。


2月25日のＪ１リーグ開幕まであと１週間。「来週は広島を見据えながら、どうボールを奪うか、ゴールを奪うかを考えていきます」と語った三浦監督。長期に渡ったキャンプも考慮して明日、明後日と2日間のオフを取りますが、「オフ明けはみんないい状態で会えるように、過ごし方に気を付けて」と選手たちには声をかけていました。選手・スタッフは口々に「新潟に帰りたい」と話していました。慣れ親しんだホームで、最後の調整を行います。