開幕戦に向け、一丸となって練習を積み重ねているトップチーム。今日は冷たい風こそありましたが、練習中は雪が降ることもなく、選手たちも気分よくトレーニングに打ち込むことができていた様子でした。


試合が近づくにつれて、おのずと選手たちの気持ちも高まってきていることでしょう。ウォーミングアップのショートスプリントでも、力強く地面を蹴る音が聞こえ、気迫が感じられました。


対戦形式では、攻守ともに活発に声を出しながら取り組んでいた選手たち。インターバルの時間などでも、気になるポイントなどがあれば、選手同士で言葉を交わし合っていました。チーム全員が同じイメージを描いて戦うために、常に綿密なコミュニケーションが行われています。


昨季34試合58得点と攻撃力の高さを見せた広島に対し、守備のオーガナイズも順調に進められています。「チームとしてまとまっていい守備ができれば、いい攻撃につながっていく。最終ラインとしては無失点を目指していきたい」と話すのはキャプテン大野選手。粘り強く戦いながら、狙いを持ってボールを奪い、スピーディーな攻撃でゴールを奪いにいきたいところです。


そのために必要となるのは、全員のハードワーク。今日のトレーニングでは前線の選手も果敢にボールホルダーにプレッシャーを掛けたり、DFのパスコースを限定したりと、守備意識の高さが伝わってきました。


明日は非公開練習となります。より戦術面の入念な分析などを加えながら、開幕勝利に向けて磐石の態勢を作り上げていきます。