【フォト日記】トレーニングゲーム(トップ&レディース) & 交流イベント

2017/3/19
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連休二日目の日曜日。トップチームの練習が始まる10時には大勢のサポーターが、クラブハウスで選手の登場を待ちわびていました。昨日のアウェイゲームに出場したほとんどのメンバーはリカバリーメニューを行って、休養のため早々に会場をあとにしました。

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11時からは新潟医療福祉大学とのトレーニングゲーム。公式戦同様に意識を高く持ち、全員で円陣。勝利は当然、内容も求めるためにキックオフから全開で走りました。

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成岡選手は中盤でボールをつなぎ、落ち着きをもってプレー。昨日の試合に出られなかった悔しさをパワーに変えてチームを鼓舞していきます。特に守備対応では、大きな声でチームメイトに動きの修正をし、迫力がありました。

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先制点は前半6分、鈴木選手。たびたび上下動を繰り返し、相手最終ラインと駆け引きを続け、味方のパスがイメージどおりに来なかったときも、足を止めずにプレーしていました。得点シーンは平松選手が相手陣内の深く入り込み、折り返しのパスを右足で豪快に蹴りこんだもの。

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その後も、サイドを起点にセンタリングをしかければ、中央でコンビネーションからボールをつないでゴール前まで迫るなど、多くのチャンスが見られましたが、前半は1得点のみで終了します。

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後半に入ると、髪色をゴールドに変えたジャン選手がピッチに現れ、中盤を締めます。相手のボールを奪い、そのままシュートにつながるラストパスを送るなど、大車輪の活躍でした。

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左サイドに配置された端山選手は、しなやかなボールタッチで同サイドを制圧。河田選手と息の合ったプレーで攻撃を活性化させていきます。

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追加点は後半25分、森選手の左足からネットが揺れました。左サイドの堀米選手から、河田選手を縦に走らせるロングパス。受けた河田選手はペナルティエリアに進入し、逆サイドに走った森選手へクロス。冷静に森選手がゴール。

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勢いづいた新潟は、相手の攻撃も難なく応対し、攻撃の時間が長くなります。コーナーキックやフリーキックが続けざまに得ることができました。試合を締めくくる3点目は、森選手のコーナーキックを酒井高聖選手がファーサイドであわせて獲得。ロスタイムに入ってから奪うことに成功し、そのまま試合終了。次の戦いへ向けて上々なスタートを切れた選手が多くいたのではと思います。

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トップチームがトレーニングゲームの後半を迎えた頃、すぐ近くのピッチではアルビレックス新潟レディースがAC長野パルセイロレディースとの練習試合をキックオフさせました。

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こちらは来週のなでしこリーグ開幕を前に、課題抽出を意図したゲーム。試合は敗戦となりましたが(スコアは2-4)、「修正すべきところが把握できたいいゲーム」と辛島監督はリーグ中でなかったことを前向きに捉えていました。

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アグレッシブでハードワークをいとわないことをベースに「攻守にわたり連動したサッカー」を目指すレディースチームは、昨年とほぼ同様な顔ぶれに新加入選手を融合させて構築を進めます。試合では上尾野辺選手が攻撃で鋭さを発揮する場面を幾度も披露。

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大石選手も前線でしっかりと体を張って、ポストプレーや自身で突破を試みるなど、昨年からさらにパワーアップを遂げている様子。

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唯一スターティングメンバーに名を連ねた新加入選手は唐橋選手。トップカテゴリーのゲームは昨年から経験していることですが、今季から正式加入した唐橋選手にとって、非常に刺激を受けたゲームとなりました。

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3本目はメンバーを多く入れ替えて35分間のゲーム。こちらは新加入の園田選手がボールを裁き、もちろん自身もドリブルを仕掛けるプレーを披露。これからどんどんと成長を見せる決意です。

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また、池田選手も躍動を見せます。主戦場の右サイドを上下し、攻守に渡って奮闘していました。初めて1stユニフォームを着用して試合に臨んだアルビレックス新潟レディースは悔しい負けとなりましたが、残された時間を無駄にせず開幕に向けて進んでいきます。

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そして、レディースの選手は練習試合の後、アルビレックス新潟後援会が主催する「2017アルビレックス新潟レディース交流イベント」に参加しました。クラブハウスに隣接するオレンジカフェを会場に、100名を越すレディースサポート会員がお越しになり、選手とのひと時をお楽しみいただきました。

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サインや写真をもとめるサポーターが多く、それに応じる選手もしっかりとしていました。練習のこと、日ごろの生活のことなど、このような機会だからこそできる会話もお互いが楽しそうでした。

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中村キャプテンは「あと一歩のところまできている。昨年の悔しい思いを胸に、今年こそ優勝を狙いたい」と決意を表し、「そのために、スタジアムで皆さんの応援は本当に力になるから、今年も一緒に戦ってほしい」と、ご来場のサポーターに向けてメッセージを送ります。

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1時間ほどの交流で触れ合い、最後は選手たちが花道を作りハイタッチでお別れ。「がんばって」、「ありがとうございます」と、すごく距離感の近いアットホームなイベントは大盛況のうちに終えることができました。


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