今日は2部練習となり、しっかりと時間を掛けながら体力面や連携面を高めていたトップチーム。昨日の練習の重さも残っている中でのトレーニングだったと思いますが、選手たちは意欲的に一つ一つのメニューに臨んでいました。


練習序盤は昨日に引き続きフィジカルメニューが中心となっていました。短い間隔でセットを繰り返し、爆発力と回復力を高めていた選手たち。自分たちのサッカーをピッチで100%表現するために、フィジカルの土台は欠かすことはできません。ヴァンデルレイコーチを中心に、コーチ陣がハードに選手たちを追い込んでいました。


午前練習の中盤から午後にかけては、ゲーム形式など実戦の要素を強めたトレーニングが行われていました。試合をイメージした中でお互いのコミュニケーションを密にし、連携を強化していきます。


今日のトレーニングで三浦監督が何度も口にしていたのが、「パスにメッセージを込めろ！」という言葉。味方にどんなプレーをしてほしいのか。攻撃を組み立てていく上で、それぞれが意図を持ってボールを動かすことを意識していきます。


そのためには、常に周囲の状況を把握していかなければなりません。味方や敵の位置関係、ボールホルダーの状況など、ピッチ上で起こっているものに対して高くアンテナを張り、瞬間瞬間でベストの選択をすることが求められていました。


タテに速い攻撃はチームとして狙いとするところではありますが、もちろんスコアや展開によっては一度ボールを落ち着かせるという判断も必要になります。練習の中でトライを繰り返しながら、チーム全体で判断の精度を高めていきます。


明日は9時半からのトレーニングとなります。引き続き高い集中を保ち、一丸となってより良いものを作り上げていきます。