【フォト日記】気持ちでぶつかる & レディースホームゲーム

2017/5/13
photo
浦和レッズ戦前日となった今日は、9時半から聖籠クラブハウスで最終調整を行ったトップチーム。短い時間の中でコンディションを上げながら、セットプレーの攻防も含めて各々がやるべきことを整理していました。

photo
「相手の良さを出させる前に、自分たちの良さを出せるようにしていきたい」と語るのは小泉選手。この3日間のトレーニングでも、片渕コーチ指揮の下でそのようなアプローチは加えられてきました。まずは気持ちの部分で後手を踏むことなく、それぞれが立ち上がりから積極性を持ってプレーしていきたいところです。

photo
強豪との一戦となりますが、戦いを恐れている選手は誰一人いません。選手たちの表情は勝利への意欲に満ちあふれており、グラウンドからは前向きなパワーが伝わってきました。明日はホームの大声援が、それをさらに増幅させていくことでしょう。

photo
練習の最後にはスタッフも交えて2タッチゲームが行われました。選手たちはほどよい緊張とリラックスを交えて調整を終えることができた様子。勝ち点3へ、フィジカルもメンタルも準備はできています。

photo
浦和戦はデンカビッグスワンスタジアムで14時キックオフ。相手は選手・サポーターも相当の気合いで乗り込んでくることが予想されますが、それを上回る熱い声援とプレーで、新潟に勝利を呼び込みましょう!応援よろしくお願いします!!

photo
15時からはデンカビッグスワンスタジアムで、2017プレナスなでしこリーグ第8節、AC長野パルセイロレディースを相手に、アルビレックス新潟レディースが戦いに挑みました。

photo
長野のキックオフで始まった前半。序盤は雨に濡れてスリッピーなピッチを確かめるように、探り合うような展開。大石選手は前線でボールを納めるような動きで味方へボールをつなぎます。

photo
次第に中盤でボールを奪い、相手陣内で分厚い攻撃を見せる新潟。阪口選手はボランチで周囲に目を配り、左右へボールを配給しながら自身も積極的に前線で攻撃に絡みました。

photo
時折、長野がカウンターを仕掛けますが、ゴールキーパーの福村選手や中村キャプテンを中心にディフェンス陣が踏ん張りました。先制点を奪うことができれば違った展開も期待できましたが、36分にパスワークの乱れから失点。警戒していた2トップから奪われた失点だけに「分かっていたところをやられた」と左山選手は唇を噛みます。

photo
「だいぶ落ち込んでしまった」と流れを見ていた辛島監督。相手に押し込まれる時間が長くなったように見えましたが、佐伯選手は右サイドで相手と駆け引きをしながら前への推進力を発揮しようと必死にプレーしました。

photo
先制点を与えたまま新潟ボールでキックオフをした後半。早々に阪口選手はミドルシュートで相手ゴールを狙いますが、枠を捉えることはできません。阪口選手と共にボランチを組む小須田選手は、阪口選手との距離感を見極めながらバランスよくプレーします。

photo
前線に位置する上尾野辺選手。大きな声でチームを鼓舞し、同点を狙いにいく姿勢は失いません。2トップを組む大石選手とポジションを変えながら、時にはダイレクトプレー、あるいはボールキープで長野の守備陣へ圧力をかけていきました。また、合計11本もの直接フリーキックも、多くの場面で上尾野辺選手の左足から好機を演出しましたが、シュートまではなかなか至らず。それでも応援する824人のサポーターは選手を信じて声を張り上げます。

photo
左サイドの中盤で相手を翻弄するドリブルをした園田選手。前向きの突破を試み、サイドからオーバーラップで上がってくる渡辺選手とのコンビネーションは期待が膨らみました。52分に決定的な場面で園田選手が放ったシュートは枠外へ。今日の攻撃シーンでゴールに近づいたプレーのひとつでした。トップリーグで勝利を手繰り寄せるために、多くはないチャンスを確実にものにするために、質を向上させていかなければなりません。

photo
前がかりに相手陣内へ攻め込む新潟。どんどん時計の針が進むなか、まずは同点に追いつきたいところでしたが78分。一瞬の隙を突かれた裏へのスルーパスが相手フォワードの足元へ。かき出したいプレーもあと一歩が届かず、2失点目。攻めるしかない新潟は、園田選手と交代で82分に川崎選手を送り出します。託された仕事はゴールであることは明確でしたが、相手守備もブロックを敷き、反撃も届きませんでした。

photo
今日の試合で連敗を喫した新潟。次節は3連勝で波に乗る浦和レッズレディースとアウェイで戦います。「今日の結果を引きずらない」ことが大切だと語るのは辛島監督。選手たちも、しっかりと反省して次の戦いへ向け、より一層のたくましさを手に入れなければなりません。すでに視線は次節へ持っていきたいところ。アルビレックス新潟レディースの戦いは続きます。


ユニフォームパートナー