オフを挟み、トップチームは今日からトレーニングを再開しました。晴れてはいたものの、冷たい風が感じられた今日の聖籠クラブハウス。気温の上下動も大きくなっていますが、体調管理にはしっかりと気をつけながら、一週間で戦う準備を整えていきます。


週明けの今日は2部練習となり、午前はサーキットトレーニングが中心となりました。パワーやアジリティなど、バリエーション豊かなメニューが用意され、ヴァンデルレイコーチが厳しく選手たちを鍛えていました。


セットを重ねるたびに選手たちの表情は険しさを増していきましたが、それは各セクションで自分を追い込めていたからでしょう。ここで追い込んだ分だけ、必ず土曜日のゲームで力となって返ってくるはずです。


ボールトレーニングとなった午後練習では、やや変則的な形での4vs4が行われていました。守備におけるテーマとなっていたのが、「パスコースを消しながら、タテパスを入れさせないようにすること」（呂比須監督）。単に相手に厳しく寄せるだけでなく、周囲の状況にも絶えずアンテナを張りながら守備をすることが求められていました。


守備側が数的不利の状況だったため、はじめは苦戦する場面も目立ちましたが、慣れるにつれてだんだんと動きがスムーズになっていた選手たち。後半の方では、呂比須監督が「いいぞ！良くなってきたぞ！」と選手たちに声を送る光景もありました。


安定したディフェンスのためには、全員が同じ絵を描いてオーガナイズしていくことが欠かせません。今日のトレーニングを通し、改めて意識すべきポイントを確認することができていたようです。


大事な今週末の大宮戦へ。勝つことだけに焦点を当て、明日も一心不乱にトレーニングに打ち込んでいきます。