厚い雲に覆われた今日の聖籠町クラブハウス。トレーニング中も少しの雨は降りましたが、早朝よりも随分と弱まり、涼しさの中でしっかりと取り組むことができたトップチーム。


「ウォーミングアップからシンクロした動きを求める」と昨日に監督が話したように、冒頭から複数の選手が連動する動きを確かめ、強化を続けていました。


大宮戦を明後日に控えたチームは、昨日のリカバリートレーニングを消化したとはいえ、疲労が抜けきったとはいえない状態かもしれません。それでも、すぐにやってくる公式戦を意識して、全員が鼓舞をしあい、気迫十分に体を動かします。


公開部分を終えたチームは、非公開トレーニングに切り替え「攻守共に30分ずつはおこなった」と戦術練習に取り組んだことを呂比須監督はいいました。「相手の映像を見て、特徴を共有。その上で、自分たちがやってきたことを発揮できるように」と心身ともに整理して濃厚な内容だった様子。「本当に勝負どころ。アウェイでも勝利を狙っていく」と監督は強い口調で決意します。


川崎フロンターレ戦で今季のJ1リーグに初出場した伊藤選手の状態はますます上向き。「川崎戦の前半のような攻撃を続け、チャンスで決めることができれば、主導権を握った展開もある」と自信をもって話しました。


大宮には、リーグ戦で全試合出場を続けている、江坂選手を警戒するべきと、ジュフン選手は力を込めます。「チームで一番に得点をとっている選手だし、ボランチなどと声を掛け合って封じていきたい」と連携面の修正を続けます。


明日も9時からトレーニングを実施するトップチーム。心から奪いたい勝ち点を目指して力強くぶつかり合い、激しいポジション争いを続けます。