【フォト日記】なでしこリーグ3連勝!

2017/9/24
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アルビレックス新潟レディースは、浦和レッズレディースをデンカビッグスワンスタジアムに迎えて、プレナスなでしこリーグ第16節に挑みました。アルビレックスチアリーダーのジュニアチアリーダー約140人が試合前やハーフタイムに演技し華を添えつつ、試合中はスタンドから大きな声で応援してくれて、大きな力を与えてくれました。

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1,479人が見守る中でキックオフを迎え、最初に主導権を握ったのは浦和でした。「相手のセットプレーの精度を考えて、ファウルには気をつけよう」と送り出した辛島監督でしたが、序盤に与えたしまったフリーキック。ゴール前ではしっかりと福村選手が守り、難を逃れます。

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相手コーナーキックでは、中央のブロックが気迫を持ってはじき出し、セカンドボールを拾われ、再びセンタリングが上がってきても、中村キャプテンが冷静にクリア。徐々に新潟もボールを運ぶシーンが増えてきました。
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先制点は25分。左サイドを崩した新潟は中央に攻撃陣が押し寄せ、誰があわせるか期待が膨らみました。「詰まっていたから」と川﨑選手は混戦するペナルティエリア中央に入り込むのを避けて、ファーサイドで待ち受けます。高めに上がったボールには、相手ゴールキーパーが反応しはじき出そうと手を伸ばしましたが、かすめる程度でファーサイドへ。「難しいボールだった」と川﨑選手は振り返りますが、右足で浮かせたボールはゴールへ吸い込まれました。

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待望の先制点を奪った新潟は「先制点をとると勢いづく」と中村キャプテンが振り返るように、ピンチが訪れても体をぶつけて対応し、ルーズボールにもカバーの選手がしっかり足を出し、相手のリズムを崩していきました。

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後半に入り、浦和はますます攻勢をかけてきます。以前、新潟に在籍していた浦和のフォワード菅澤選手にボールをあてる戦術を多用し、攻撃的な選手はミドルシュートも積極的に放ってきます。苦しい時間帯は続きましたが、新潟も追加点を狙おうと相手陣内に推進する力を要所で発揮していました。

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67分、辛島監督は得点を挙げた川﨑選手に代えて、小島選手を投入。左サイドハーフの園田選手をフォワードに上げ、小島選手は左サイドハーフにポジショニング。追加点を狙うべく、小島選手は積極的に相手のボールを奪いにかかり、それに応じて周囲の選手も反応。複数でボールを奪い取り、小気味いいパスをつないでチャンスに繋げていました。

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両者の攻防は最後まで激しく続き、どちらに勢いが傾いてもおかしくない状況でした。しかし、新潟サポーターの熱い応援が選手たちの足を動かす力となり、走りぬきました。シュート本数は浦和が11本に対して新潟は3本という結果から、よく耐えたと表現できるかもしれません。厳しい今日の戦いを勝ち抜き、新潟は3連勝、順位を5位まで上げることに成功しました。

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次節はデンカビッグスワンでマイナビベガルタ仙台レディースと対戦するアルビレックス新潟レディース。今季リーグ戦はあと2試合ですが、しっかりと勝ち点を重ねて、さらなる上昇を目指します。


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