蹴ったボールが押し戻されるほどの強風と共に、激しい雨に見舞われた今日の聖籠クラブハウス。ただ、荒れ模様のコンディションの中でも、選手たちはピッチに声を響かせながら、練習のクオリティを上げていこうと努めていました。


当初の予定よりもトレーニングは短めとなりましたが、今日できるベストを尽くして取り組んでいた選手たち。ミーティングで伝えられたことをそれぞれが頭の中で整理しながら、ビルドアップの確認などを進めていました。


小川選手は、「神戸はボールを持ってゲームを支配しようとしてくるチームだが、その中でも自分たちが主導権を握れるようにやっていきたい」と話します。攻撃を仕掛ける回数を増やしていけば、スタジアムのムードもどんどん熱を帯びていくはず。自分たちに流れを呼び込み、ゴールを奪いにかかります。


スペースができる場所なども、コーチングスタッフから選手たちにアナウンスされています。ウィークポイントを抜け目なく突き、相手の嫌がるプレーを続けていくことが、ほころびを生じさせることにつながります。


明日は天気が回復する見込みとなっており、細かい部分のチェックなども問題なく行えることでしょう。前日練習で盤石の態勢を整え、神戸との一戦に向かっていきます。