【フォト日記】4つの意図

2017/11/1
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今日から11月となりました。聖籠町のクラブハウスから望める山並みに、うっすらと白い雪が積もっている様子が伺えました。冬はすぐそこまで来ている予感を感じますが、ピッチでは、トップチームの選手がエネルギッシュにトレーニングに取り組んでいます。

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「今日のトレーニングテーマは4つ」と、呂比須監督。攻撃においては「パスコースを作る動きからサイドチェンジする」、「ミドルシュートを打つ」、「放たれたシュートに反応し、こぼれ球を狙うリアクション」、守備においては「ファーストディフェンスをはっきりして相手にプレスをかける」というもの。

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トレーニング冒頭のウォーミングアップから、ボールをつなぎながらパスコース作りを意識させる動きを取り入れていました。コーチ陣からは「動きを止めない!」、「ボールを要求しよう!」と、選手たちに高いレベルを求めます。選手たちも意図を理解して、リズムよくボールを叩いていました。

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今日も数名の選手は疲労等を考慮して、ピッチに上がらないこともあり、9人対9人に一人のフリーマンを加えて、ゲーム形式に取り組みました。開始早々、伊藤選手のミドルシュートは枠を捉えませんでしたが、呂比須監督から「いいぞ、優汰!ナイスチャレンジだ」と鼓舞する声がけ。与えられたテーマを体現しようと、選手たちは積極的でした。

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選手同士も、連携のズレが生じれば互いにコミュニケーションをとって、ゲーム中に修正を試みます。酒井宣福選手はゲーム中に左右に移動を続けてパスコースを作り、好機を創出。自らゴールを決めるなど視野の広さが光っていました。

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4つのテーマに沿った今日「よくやってくれた」と呂比須監督は振り返りました。選手たちも3週間のなかで、自身のポジションを獲得しようと必死です。ポジション争いが激しくなればなるほど、チームの基盤はより強固になっていきます。明日は9時半からのトレーニング。選手たちは再びぶつかり合い、高め合います。


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