トップチームは9時半からミーティングで前節のフィードバックをした後、紅白戦を中心にトレーニングを行いました。昨日まで屋内メニューとなっていた選手たちも次々とピッチに顔を見せ、より一段と雰囲気が活気づいたように感じられました。


GKトレーニングには、一風変わったアイテムが登場していました。サングラスのような見た目ですが、動体視力の向上に効果があるとのこと。「GKの全体的なパフォーマンスを高めたい」と不老GKコーチ。さまざまな工夫を凝らしながら、日々の練習で向上を図っています。


先日のゲームでは大谷選手が好セーブを連発しましたが、それは普段から質の高い準備ができているからこそ。ハイレベルな競争も、間違いなくパフォーマンスにつながっているはずです。この期間もお互いに刺激し合い、ゴールを守り抜くために努力を続けていきます。


紅白戦では、シンクロやトライアングルの動きなど、今までも繰り返してきたことを確認しながらプレーしていた選手たち。ここ数試合では自分たちの志向するスタイルがはっきりと試合のピッチで表れるようになっていますが、この期間も地道に塗り重ねを進め、戦術面をより磐石なものに仕上げていきます。


また、積極的にゴールを狙うことについても、継続して意識付けがなされていました。トライしなければ、進歩はありません。FWの選手以外にも、シュートを撃つチャンスを逃さないことが求められます。


週初めから強度の高いメニューが続いてきていますが、「明日は少しペースダウンして、明後日のトレーニングゲームに臨みたいと思います」と呂比須監督。この一週間を実り多いものにすべく、しっかりとメリハリをつけながら練習に励んでいきます。