今日から約4週間にわたり、高知県・春野キャンプがスタートしました。鈴木監督は「ハードなスケジュールだが、キャンプでいい準備をしないと開幕から難しくなる」と気を引き締めています。まずは「自分が選手のプレーを把握すること」を第一に掲げ、同時に「チーム戦術をみんなが理解すること」を求めていきます。


15時からのトレーニングにあわせて、高知県や高知市、観光コンベンション協会の皆様による歓迎セレモニーが実施されました。


いちごやフルーツトマト、「ゆずどりんく」などを贈呈いただき、強くチームをサポートしていただける激励をいただきました。


トレーニング初日は、体を呼び起こすようなメニューで1時間強を費やしました。生駒フィジカルコーチから「移動で体が固まっているから、ほぐすように」とストレッチやランニングに時間をかけます。


「暖かくてホッとした。外でボールを触るのが久しぶりで楽しかった」と高木選手が振り返るように、片渕ヘッドコーチの指揮のもと、パスワークで感覚を確かめます。


しかし、単純にパスをつなぐのではなく「出し手は、受け手にどこでボールを受けてほしいかメッセージをこめて蹴ること」と、片渕ヘッドコーチは常にゲームをイメージさせて選手たちを動かしました。


高知県立春野総合運動公園陸上競技場の補助競技場で行われた今日のトレーニングで、ピッチに立った鈴木監督は「非常にいい環境」と、笑みを浮かべて今後のキャンプにますます気合いに満ちています。


トレーニング冒頭は大粒の雨が降り、新潟でのトレーニング同様に、初日は天候に影響されました。選手たちは雨粒に左右されることなく、のびのびとサッカーに取り組むことができました。明日から本格的なトレーニングとなりますが、選手たちはとても楽しそうです。