【フォト日記】守備の共有

2018/1/22
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高知キャンプ6日目は、一日中雨が降りました。午前中に行ったサーキットトレーニングに臨む選手たちは、ニット帽やネックウォーマーを着用。寒さ対策を万全にしています。「雨は降っているが、新潟と違ってピッチで動けることを幸せに感じよう。しっかりやること」と、生駒フィジカルコーチからのモチベーションを高める声を合図に、選手たちは威勢よく取り組みました。

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ハードルや踏み台、マーカーなどをピッチに広く配置し、9種目が用意されたサーキットトレーニング。時間の経過と共に、選手たちは防寒アイテムを外すなど、体中に熱を帯びていきます。吐く息が白くなるほど低い気温で、なかには肩から湯気がたっているような選手もいました。

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午後。実戦練習が本格化していきました。冷たい雨のなかでもしっかりと動けるよう、入念な準備運動を経てから、ロングキックやヘディングなどでボールの感触を確かめます。

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まもなくすると、ハーフコートを利用した6対6のゲーム形式がスタート。激しいボールの奪い合いが続くなか「オフェンスはチャンスでシュートを打とう」と、鈴木監督は選手たちに積極性を求めます。

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また、昨年の主力を配置した同ゲーム形式を観察し「まだ、前線からの守備意識がある」と、鈴木監督が理想とするサッカーの可能性を見出しました。「それが他のメンバーもコミュニケーションのなかで共有できればいい。コミュニケーションすることが最も必要」と、チーム意識の統一が本質であることを語ります。

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そして、高知キャンプでフルコートを使った初めてのゲーム形式。キーパーも含めて11人ずつに分け、小刻みに笛を鳴らしてプレーを中断させましたが、気迫あるプレーが随所に見られました。

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今日も守備面での現状分析に主眼を置いた鈴木監督は「ボランチがフォワードを追いかけている場面は、昨年の試合VTRで確認した。センターバックがいかなければならないところなのに」と、さっそく修正点も見つけました。

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「どのように守備をするか、共有できていなければ、失点しても修正点が明確にならない」と、鈴木監督が話すように、守備の約束事をチームで構築することが、勝利のための重要課題のひとつのようです。

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「明日は紅白戦に取り組む。また別の課題も出てくると思う」と、監督は決意の表情で話しました。チーム作りは始まったばかり。明日の試合で、多くの課題を見つけ、ひとつずつ解決していくつもりです。

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