【フォト日記】実戦で確認

2018/1/30
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高知キャンプは後半戦に突入。これからのスケジュールでは、続々とトレーニングゲームに取り組むこととなりますが、今日はその初戦。高知大学とのゲームに、トップチームは挑んでいきました。

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30分ゲームを3本行った今日。1本目に登場したのは、大谷選手や富澤選手、加藤選手など、昨年の新潟を支えた選手たちに、坂井選手や高木選手といったフレッシュなメンバーが顔を揃えます。「これまで積み上げたことの確認」と、鈴木監督は、結果以上にプレー内容にこだわりを持つように伝えて、選手たちを送り出していました。

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序盤から選手同士の連携は見られ、加藤選手のサイドチェンジからボールを受けた安田選手が、相手陣内深くまで進みセンタリング。河田選手のシュートはゴールの枠を捉えられませんでしたが、意識共有しようと、それぞれが熱を持ってプレー。

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中盤で相手に奪われかけるシーンもありましたが、日々積み重ねている「ポジショニングと距離」の修正から、建て直しをはかる戦いを進める選手たち。ラインコントロールに励む守備陣も、これまでの反省をいかし、積極的に間合いを詰めて、インターセプトを狙っていました。

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今季の対外試合の初ゴールは小川選手。左コーナーキックのボールをセットした小川選手は、ショートコーナーを選択。高木選手からダイレクトで戻ってくるショートパスに、右足をふり抜きゴール前へ早い弾道のボールを蹴りこむと、相手守備の体をかすめてゴールに突き刺しました。

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1本目を2-0の結果で終え、迎えた2本目。ゴールマウスには渡辺泰広選手が立ちはだかり、右サイドは長谷川選手と伊藤選手がコンビを組み、フォワードとして矢野選手が出場。「慣れないポジションをさせた選手も数人いた」と、鈴木監督は意図のひとつである「前向きになってプレーすること」が少なかった試合を想定内としています。それでも、オールマイティのプレーを体得するために、選手たちは走り続けました。

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また、互いの距離感を正確なものにするため「その位置では相手に詰め寄られる」と、伊藤選手は長谷川選手に対して、距離の修正を求めるのは素晴らしい光景。ゲーム中だからこそ修正可能なポイントを選手同士が意見し、濃密な経験を積んでいきます。

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2本目の得点は1。戸嶋選手が蹴り上げたコーナーキックは、速いスピードで相手守備陣のジャンプを超えてファーサイドへ。ゴールキーパーも飛び出しにくい角度でボールは流れていき、飛び込んでいくフォワードの足元にピタッと届いて、ダイレクトシュートでゴールにつながりました。

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最終の3本目は、渡邊泰基選手や渡邉新太選手、長谷川選手など新潟のアカデミー組織で育った選手たちが強い目つきで戦いました。フォワードに位置する田中選手が、大きな声で若手選手を鼓舞して、次々と相手陣内へ攻め込む展開となります。

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ゴール前で選手が密集する想定のトレーニングが効果を発揮し、田中選手と練習生が、2度のダイレクトプレーで狭いスペースを活用して打開。ゴールキーパーとの1対1を冷静に対処し、強いボールではなく優しいコントロールシュートでゴールを決めました。

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また、長谷川選手が中央突破を試み、ペナルティエリアで倒されてPKを獲得。キッカーは新太選手。新潟を地元とする二人でチャンスを掴み、新太選手はゴール右隅を狙って右足を強振。確実に得点を重ねました。

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3本合計で10得点・無失点と、スコアも内容も圧倒できたように見えます。しかし、鈴木監督は「まだまだ守備でボールサイドに数的不利な場面が多い」と、同カテゴリー以上のチームに対し、課題が多いと緩みはありません。

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チームは明日、貴重なオフの休息日。あさってからは10日間、止まることなく連続したトレーニングとなります。それぞれがしっかりと課題を受け止め、克服に努めなければなりません。スタッフ陣も選手の動きを分析し、勝利に貪欲なチームづくりを進めていきます。

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