【フォト日記】さらなる競争を

2018/2/7
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残り4日となった高知キャンプ。22日目の今日、人数を絞ってトレーニングは行われました。昨日の光州FCとの対戦で、90分を出場したメンバーなどにオフが与えられたことが理由。限られた人数でも、熟考されたトレーニングメニューにより、選手たちは常にゲームを意識しています。

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練習会場には、トレーニングがオフとなった選手も数人が現れ、ピッチに目を向けながらランニングやストレッチをし、疲れを取ろうと体を動かしていました。田中選手は「オフであっても有効に時間を使いたい」と、鈴木監督とコミュニケーションをとり、感心されていました。

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トレーニングは、パス精度、動きの連動を高めることに尽きます。昨日のトレーニングマッチで起こったパスミスなどを克服するため、選手にスピードアップを求めます。「スピードが上がってくると視野が狭くなる」と、片渕ヘッドコーチから指示が飛び、ボールを受ける前から、次のプレーの予測を意識させていました。

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また、ショートパスをつないで守備の間を通すトレーニングで、たびたび守備陣にカットされる場面が訪れると「レベルが低いぞ」と、鈴木監督から指摘の声が響きます。感覚でボールを動かすのではなく、相手の動作を見抜いてパスを通さなければ、質の高い攻撃ができないことを説明して、選手たちの働きぶりを凝視しています。

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一方、ゴールキーパーには、今日からアレックス選手も合流。ジェルソンコーチにとっては母国語と日本語を併用することになりますが、いつも以上に熱い練習を継続していました。「ブラジルでフィジカルなど体調維持に努めていた」アレックス選手は、日本人選手に混じってフルメニューを消化。

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風貌とは裏腹に、しなやかなジャンプと高いテクニックを披露するアレックス選手。セービングをするたびに、駆けつけた報道陣のシャッター音が響きます。キーパー練習への関心が一段と高まったなか、スタメン争いは激化の一途をたどりそうです。

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ターレス選手は「コンディションを上げていく段階」と、鈴木監督は話し、生駒フィジカルコーチや渡邊アシスタントコーチと共に、どの選手よりも長い時間をかけてランニングに費やしました。ポテンシャルの高さは誰もが認めるところのターレス選手のプレーに期待は高まる一方です。

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明日は、中国2部リーグに所属する石家荘永昌足球倶楽部とのトレーニングマッチが予定されており、チームの成長の確認ができるチャンスとなります。これまで4試合のゲームで、課題と修正を繰り返してきた選手たちが、さらに一歩進んだたくましい姿を見せてくれることでしょう。

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