京都サンガF.C.戦を控え、トップチームは9時半から聖籠クラブハウスで前日練習を行いました。聖籠は冷たい風こそありましたが、久々に青空も見え、選手たちはのびのびと汗を流して状態を仕上げていました。


切れ目のないスケジュールで緊張感が続きますが、今日は調整メニューということ気持ちのリラックスも意識されていました。誰もが勝利への強い意志を抱いていますが、それが力みにつながることがないよう、メンタルを整えていきます。


京都は今季まだ勝利はありませんが、前節の福岡戦では2点のビハインドを追いついて同点に持ち込み、上向き調子で新潟に乗り込んでくるはず。相手の強みであるカウンターやセットプレーには細心の注意を払い、立ち上がりから高い集中を持って試合に臨むことが必須となります。


相手の特徴について「映像も確認して、イメージはできている」と話すのはソンジュフン選手。前節2得点を挙げたレンゾロペス選手、最後方から迫力ある攻め上がりを見せる闘莉王選手など、個の力に対しては「チャレンジアンドカバーを徹底して、簡単にプレーさせないようにすることが大事」と気を引き締めていました。

攻撃では練習で培ったものを自信を持って繰り出し、ゴールを奪いに掛かりたいところ。鈴木監督は「ボールを動かして、敵を動かして点を取ることをしっかりとベースに持って戦いたい」と、ぶれないスタンスで試合に挑むことを強調していました


明日はデンカビッグスワンスタジアムで14時キックオフ。前節勝点1に留まった悔しさをぶつけ、次こそホームで歓喜の瞬間を迎えるために、選手たちはピッチで熱く闘います。その闘志をさらに燃え上がらせるのは、スタジアムにこだまする大声援。一体となって、勝利をものにしましょう。応援よろしくお願いします！！