昨日のオフで連戦の疲れを癒した選手たちは、また新たな気持ちでクラブハウスに集合。聖籠は気持ちのいい青空の下、さわやかな風が芝生の香りを運ぶすばらしいコンディションとなっていました。FC岐阜戦に向け、再び集中を高めて準備を推し進めていきます。


今日の練習は14時開始となり、屋内でのフィジカルメニューの後、グラウンドでボールワークが行われました。最後まで強度は高く保たれ、ピッチサイドまで届く選手たちの息づかいからも、トレーニングの充実ぶりははっきりと伝わってきました。


前節の山形戦は終始押し込みながらもゴールをこじ開けることができず、悔しいスコアレスドローに終わりました。戦術面での成熟は進んでおり、試合を重ねるごとに内容は上向いてきています。チームとしての進歩を勝点3に結びつけるために、細かな課題をしっかりとつぶすことに注力していきます。


クロスへの入り方など、得点に直結するプレーについては、鈴木監督、片渕ヘッドコーチから再三指示が飛んでいました。「スピードに変化をつけて、いいタイミングで入っていかないと、フリーでシュートチャンスはつくれない」と鈴木監督。最後のところで相手のブロックをどう打ち破るか。それぞれがイメージを描きながら励んでいました。


また、今日はチームにうれしいニュースがひとつ。渡邊泰基選手がU-19日本代表候補トレーニングキャンプメンバーに選出されました。「今回選んでもらったことにすごく感謝している。自分の持ち味を出してアピールしたい」と意気込みを語っていた泰基選手。心にたぎるモチベーションが、さらに熱く燃え上がったのは間違いないでしょう。


連戦が落ち着き、今週は十分な準備期間があります。戦術面もフィジカル面も、じっくりとベストの状態をつくり上げていきます。