京都戦に視線を切り替え、トップチームは今日から練習を再開しました。オフとなった昨日はすばらしい晴天に恵まれた一日となり、それぞれしっかりとパワーを蓄えることができた様子。エネルギッシュな表情で、約2時間弱のトレーニングに臨んでいました。


約40分間の筋トレを終えた後、選手たちはトレーニングシューズからスパイクに履き替えてピッチへ。前半のセクションでは攻守に分かれてのメニューが行われ、テーマを明確にして改善や向上に努めました。


先週から徐々に全体練習に合流したヘイス選手ですが、今日はフルメニューに参加していました。シュート練習では、柔らかなトラップや精度の高いフィニッシュを見せてくれていたヘイス選手。「みんなと一緒にトレーニングができて喜びを感じている。もっといい状態に持っていけるように、全力を出していきたい」とコメントしていました。


攻撃面での指示が多く飛んでいた今日のトレーニング。ゲーム形式はエリアが狭く設定されていましたが、選手たちは課されたハードルを乗り越えようと懸命に汗を流していました。すばやい判断はもちろんのこと、サポートの動きなど、全体でつながりを持って攻撃を機能させることを意識します。


少しでも攻撃が停滞すれば、片渕監督から「スペースがないから動けないんじゃない！動かないからスペースができないんだ！」と檄が飛びます。たとえ相手がブロックをつくってきたとしても、必ず突破の糸口はあります。主体性を持ってプレーできるかが、チャンスを生み出すためのカギとなるでしょう。


前節の甲府戦はスコアレスドローとなりましたが、スピーディーに相手ゴールに迫る場面も多く、シュートの本数でも相手を上回りました。基本となるコンセプトを継続させながら、細かな課題に修正を加え、ブラッシュアップを進めていきます。


明日のトレーニングは9時半からミーティングスタートとなります。チームに流れ続けている緊張感を緩めることなく、今週末の京都戦へ向かっていきます。