オフが明け、トップチームはトレーニングを再開しました。気温とは反比例するかのように、選手たちのハートは熱を増していく一方。町田戦は結果も内容も伴ったゲームとなりましたが、安堵感は一切なく、“もっと”という気持ちがチーム全体からにじみ出ています。


試合2日後となった今日は「一番疲労が出てくる」と片渕監督。先発で試合に出たメンバーはパス練習までの参加となり、コンディションの回復を優先していました。今週は土曜日にゲームが待っています。次もホームで勝利の瞬間を迎えるために、4回のトレーニングで態勢を整えていきます。


もう一方のグループでは、5vs5のゲーム形式が4セット行われました。チームを形づくるのは、一人ひとりの意識。片渕監督は「誰かが怪我したときに出番を待っているだけなのか、自分からアピールするのか。こういうゲームでも勝たないといけないぞ！」と選手たちに発破をかけていました。


ハードなフィジカルコンタクトで起点をつぶすソンジュフン選手。終始、対人の強さが際立っていました。離脱を強いられた期間もありましたが、最近のゲームではベンチ入りを続け、復調ぶりを示してくれています。いつ最終ラインを任されても、チームのために体を張り、闘い抜く準備はできています。


練習に完全合流している堀米選手も、正確なクロスで矢野選手のゴールをアシストするなど、インパクトを残していました。今日はフィジカルの負荷も高いメニューでしたが、「全く痛みなくやれた」と頼もしい表情。チーム内のポジション争いは、シーズン終盤も熾烈を極めていきそうです。


明日の練習は9時半ミーティングスタートとなります。熱気のある雰囲気を保ったまま、この一週間のトレーニングに励んでいきます。