【フォト日記】己との戦い

2019/1/17
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高知県立春野総合運動公園陸上競技場は日が照り、風もほとんどなく、素晴らしい天候のもとに午前中のトレーニングができました。フィールドプレーヤーは5グループに分かれてピッチの外周を合計8kmランニング。屈強なフィジカルを手にするための集中トレーニングも同時進行となります。

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周回数が増すに連れて、選手の息は上がっていきます。疲労の色が濃くなる頃、インターバルの間、ピッチに静けさが広がると、柳選手は大きな声で「行こう!行こう!」と、周囲に鼓舞の声を上げます。

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フィジカルコンディションのアップがテーマである午前中、長距離のランニングを終えても、トレーニングは続きます。生駒フィジカルコーチを取り囲むように大きな円形に広がった選手たちは、横になって姿勢を保つ、体幹トレーニングをみっちりと行ないました。

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一方のゴールキーパー陣。フィールドプレーヤーが黙々とランニングに費やしている脇で、ジェルソンGKコーチの指導のもと、ハードルを飛び越えるなどしてからセービング、というメニューを繰り返していました。

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ジェルソンGKコーチの激しい要求の声が響く中、4人の選手たちは顔を歪めながら、ようやくついていっている様子。

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練習「まだまだだよ」と練習後にジェルソンGKコーチが笑顔を見せているのとは裏腹に、大谷選手は「きつい、きつい」と、足早にロッカールームへ姿を消しました。

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冷たい風が吹く15時半。午後のトレーニングが開始。ウォーミングアップを終えると、さっそくゲーム形式のトレーニングに着手した片渕監督。昨日のミーティングで植えつけたコンセプトを、熟成させるための日々が始まったと感じさせるものでした。体をぶつけながら走り、ボールに食らいついていく選手たち。

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ハーフコートの中央で両サイドにゴールを設置し、さらにピッチ中央にミニゴールが置かれるゲーム。「変則的なゲームをすることで、攻略法が身につくはず」と、片渕監督。目まぐるしく状況が変わる試合において、認知・判断・実行を磨き上げるために取り入れたメニュー。チームプレーに徹しながら、自身の特徴も出し、勝利の追及をする日々は続いていきます。

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