【フォト日記】得たものを次へ

2019/2/2
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今日は高知県でキャンプトレーニングに取り組んで3回目の練習試合を行いました。今シーズン初めてのJクラブとの対戦は、新潟にとって戦術の深まりを確認するために非常に大切な戦いです。

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45分ゲームを3本に設定した試合の1本目。センターバックに大武選手と柳選手をそろえ、フォワードからの献身的な守備も光り、決定的な場面は与えませんでした。

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得点場面は2度訪れた1本目の試合。中盤でボールを奪った新潟がカウンター気味に相手陣内へ進入。戸嶋選手が右サイドをドリブルで駆け上がり、中央の状態を見て「左足のほうがいい」と切り替えしてクロス。「フィーリングをあわせて蹴った」戸嶋選手のボールは、レオナルド選手の頭にしっかりと合い、ゴールネットへ突き刺しました。

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続く得点は柳選手。昨日に今一度整理していたセットプレーからゴールを奪ったもの。「相手の守備ブロックの後ろは背が低く見えたから、そこに走りこもうと思った」柳選手は、加藤選手が蹴り上げた左足のボールに、どんぴしゃのヘッドを打ち込みました。

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2本目の試合は、両者スコアを動かせず0-0という結果にはなりましたが、平松選手のボールキープ力や、陣形をコンパクトにして高木選手が飛び出しを見せるなど、チャンスは創出していました。

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また、ゴールマウスにつく田口選手も気迫のあるプレーを見せます。相手の攻撃がペナルティエリアまで入り込み、強烈なシュートを打たれ万事休すという状態でしたが、ボールを避けることなく全身でブロック。無失点に大きく貢献しました。

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続く3本目。本来のポジションではない位置に立つ選手も多く、劣勢を強いられました。最終ラインでボールをさらわれ1失点。さらに直後には隙を見せてしまったのか2失点目を相手に渡してしまいました。

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トータルスコアで優勢だとしても「このゲームは負けているんだ」と、片渕監督はベンチ脇から選手たちを鼓舞。それにこたえようと攻撃を仕掛け、矢村選手のクイックなフェイントからゴールネットを揺らし1点を返すと、終了間際には相手のミスを逃さず秋山選手がボールを奪い、相手をかわしてテクニカルなゴールを決めました。

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試合結果は4-2と、勝利をおさめることができた今日のトレーニングゲーム。「結果を出すこと、守備では積極的にボールを奪いにいくこと、攻撃は相手の嫌がるところを突いていこう」という目標設定に対し、しっかりと取り組んでくれた選手たちをねぎらう片渕監督。

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まだまだキャンプは続きます。この試合結果で浮き足立つのは危険であり、選手たちは自覚をもってこれからもトレーニングをしなければなりません。明日、チームは1日のオフで体を休め、次なる成長のために課題解決に取り組んでいくだけです。

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