【フォト日記】ゲームを読み取る

2019/2/5
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高知キャンプを開始して21日目。今日のトップチームは当初の午前・午後の2部練習から、午前のみのトレーニングに切り替えました。9時半をめどに集合した選手たちは、ロッカールームでミーティングを開始。30分ほど費やして、カマタマーレ讃岐戦で見えた課題を共有し「ディスカッションして選手たちにも意見を聞いた」と、片渕監督は話します。

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選手たちがピッチに登場すると、それぞれしっかりと柔軟を進めてトレーニングがスタート。「二日後の移動を考えて、また週末にも試合が控えているから」と、片渕監督は2月7日にファジアーノ岡山とのトレーニングゲームで長距離の日帰り遠征があることや、2月10日のカターレ富山とのゲームを見据えて、負荷をコントロールしたメニューを用意しました。

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先日にも行なった4対4にフリー選手3人を加えたパスの攻防。ボールを奪われた選手は寄せを早く、パスをつなぐチームはスペースを見定めて走り込むなど機敏に取り組みます。「もうやっているトレーニングだぞ。リズムも分かっているはず。あとはクオリティだ」と、片渕監督は選手たちの動きを目で追いながら要求しています。

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サイド攻撃を意識した攻防にも取り組んだトップチーム。負荷を減らすことだけが目的ではなく、ミーティングを経てイメージを共有している様子で特に守備陣の奮闘が光りました。サイドに出されたボールを追いかける泰基選手は、相手のドリブルの切り返しにじれずにマークへつき、パスと同時にスライディングでブロック。クロスを上げられても、加藤選手がパスカットし落ち着いたクリアを見せるなど、攻撃陣を発奮させます。

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「シュート直前のところはアイデアが必要。何度も繰り返して合わせていく」と、片渕監督は、好プレーに「ナイス!」と声を響かせて攻撃選手を盛り立てます。クロスに絶妙なタイミングで入り込んで平松選手がヘディングでネットに突き刺すなど、分厚い守備を外してゴールを重ねていきました。

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昨年から継続している守備に一定以上の手ごたえを持っている様子の選手たち。相手の裏を狙う攻撃の精度、またボールをしっかりとまわしながら急所を突く攻撃の習得には試合を読み取る力、片渕監督は「ゲームリーディング」という表現で突き詰めていくことを話していました。

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