選手コメントサンプル

【試合終了後選手コメント】



[磯村 亮太]
とにかく最後、勝って終われてホッとしている。勲さんを本当に良い形で送り出すことができた。勲さんがピッチに入ってくるときも最高の形だったし。

今日の試合は向こうは3位が決まり、こちらは降格が決まった状態でのものだったけれど、僕らにはすごく重要な試合だった。絶対に勝たないといけないことをみんな理解していたし、だからこそ相手よりも出足、球際で上回ることができた。相手の圧力を受ける時間帯もあったが、セレッソが相手なのだから、当然あると思っていた。相手の時間にも簡単に失点しなくなったのが、シーズン最後にチームの強みになった。ピンチもあったが、みんな自信を持ってプレーできていたし、ヤバいという雰囲気にはならない。もう少し早く、こうなっていれば……という思いはやっぱりある。特に夏、チームがとても苦しんでいるときに、力になり切れなかったのが悔やまれる。

ただ僕個人としては、新潟に来て本当に良かったと思っている。自分自身、成長しているのを感じるし、何よりすごく良いチームだと心から思う。苦しい戦いが続く中でバラバラにならず、みんなひたむきに頑張って、結果はJ2に降格が決まってしまったけれど、みんな戦う気持ちを失わず、今日もチームとサポーターの皆さんが一つになって全員で戦えた。その一員になれたことに、すごく幸せを感じる。

[矢野 貴章]
こうやって最後、勝ち続けて終われたことは、来シーズンにしっかりつながる。みんな自信を持つことができたと思うし、意地を見せられたのもよかった。自分が入ったときはオープンな展開で、その中でどう点を取って、勝って終わるかを考えていた。

(決勝点は矢野選手がロングボールを競ったところからだが?)
自分は大したプレーをやったわけではない(苦笑)。あの場面はヤマが良いところにパスを出して、ホニがしっかり決めたのがすべて。ホニのシュートも、決して簡単なものではない。それに、あの時間まで0-0で頑張ったから、この結果がある。みんながやるべきことをやったから勝つことができた。

(引退する本間選手も最後、ピッチに立った)
勝って送り出したかったし、本当に良い形で終えられて良かった。これまで自分は本当に長い時間を新潟で一緒に過ごしてきて、その中には苦しい時期もあって、そういうときの勲くんの強い責任感というのも間近で見てきた。寂しさがとてもある。
J2は、非常にタフなリーグ。掲げる目標を達成するのは、決して簡単なことではない。でも、今シーズン最後の5~6試合ぐらいの気持ちと緊張感を毎回出せれば、自ずと結果は付いてくる。

[大谷 幸輝]
セレッソにパスを回されたとき逆サイドにスペースができて、そこへのロングボールに杉本選手が競り、そのこぼれを拾われたときはピンチになりかけたが、みんなが体を張って守ったことが無失点につながった。ハーフタイムに確認したのは、ボランチが最終ラインに吸収されるのではなく、どんどんプレスを掛けよう、ということ。引き過ぎることなく守ったことでこちらもチャンスをつくれたし、新潟のペースにできた要因だと思う。

(後半、杉本選手の危険な反転シュートをブロックしたが?)
最後のところで、みんなが体を張ってくれたから守り切れた。あの場面もカンペーさん(富澤)が足を最後、出してくれたからコースが限定され、自分も間合いを詰めた結果、シュートが体に当たった。

今シーズン新潟に加入して、自分は手術もあってなかなか思うようなプレーができず、チームも結果を出せず、本当に苦しかった。それでも最後、降格しても応援してくれるサポーターのみなさんがこのチームにはいて、だからこそ来季につながる終わり方ができた。今日でオフに入るが、しっかり来季に向けた準備をしたい。

[ソン ジュフン]
今日はピッチがスリッピーでコンディションがあまり良くない中で、前半は自分たちのペースでプレーできていた。セレッソにボールを持たれる時間も長かったが、自分たちはカウンターを狙っていたし、その通りにチャンスをつくることもできた。

もちろんピンチもあった。相手はこちらのディフェンスラインの間を狙い続けていて難しい場面もあったが、最終ラインをコントロールし、修正しながら対応して、90分、戦い切ることができた。

自分にとってもこの1年は、大きなケガをすることなく試合に出続けられた初めてのシーズンになった。たくさんのことを学べたし、試合の流れを読む力が付いた。コミュニケーションを取りながらプレーすることの大切さを理解し、守備の感覚が身に付いたのが、とても大きい。

[河田 篤秀]
本当に良かった。特に今日は引退する勲さんにとって最後の試合だし、みんなでリードを奪う展開にして出てもらおう、勝って終わろうと思っていたので。勝って、サポーターのみなさんと一緒に喜ぶことができた。

自分のプレーとしては、どんどんゴール前に持ち運んで相手の脅威になりたかったが、なかなか思うようなプレーができないまま時間が進んだ。それでも前からボールを追うことやプレスバック、球際で戦うというところは、最後まで気持ちを切らせずやり続けられた。

自分が試合に出始めてからチームが上向きになったと言ってもらえるのは嬉しいが、それまでみんながやり続けていたからこそ。自分はその流れに乗って結果を出したところがあるし、流れを崩さないよう、継続するように頑張って、みんなに付いていってチームの連勝がある。チームの流れを崩さなかったという自信は付いたが、全然満足してはいない。チームを引っ張っていけるぐらいになるのがこれからの課題だし、頑張りたい。

セレッソのことはよく知っているからこそ、予想通りの試合展開だった。一人一人が本当にうまいし、攻撃のコンビネーションもある。良いリズムで攻めて来たときは、他のチームより図抜けているのを感じた。たからこそ、僕らも燃えて、その結果、いい試合になった。

[富澤 清太郎]
前半は不安定なビルドアップにはなってしまったが、それでも自分たちがボールを持って時間を作ることで、体力の消耗を抑えようと思っていた。相手本来のサッカーをうまく消しながら、後半にカウンターで点を取ることができたが、それは最後の最後でパワーを出せるようにしていたから。点を入れてからも、もうひとつギアを上げることができたと思う。

(ホーム最終戦を勝利で飾ったが)
出せるものを出して、皆さんに喜んでもらうことができたと思う。それが自分たちが今回成し遂げたかったことなので、本当に良かった。今日の一戦は、応援してくださっている皆さんのためにという思いを持って僕自身もやっていたし、みんなもそういう思いで戦っていたと思う。それが少しでも届いてくれているならうれしい。

(本間勲選手が引退するが)
勲さんはずっとアルビを引っ張ってきた選手だし、象徴としてやってきた選手。こういう節目にファンやサポーターの皆さんだったり、関係者の皆さんと一緒に立ち会えたのはすごく感慨深い。なかなか言葉にはできない思いがある。

[堀米 悠斗]
いろいろな思いが詰まったゲームだったので、本当に勝ててホッとしている。内容的にも、前から守備に行ってくれていて、後ろがそれに対して準備するという、自分たちのやりたいゲームができていた。内容も結果にもすごく満足している。

今日は外への守備では難しい対応が多くて、ワンタッチでかわされてしまうシーンもあったが、中への絞りは強く意識していた。最後は杉本選手のところにパスが回ってくると思っていたので、柿谷選手や清武選手が持ったときに細かくポジション修正をして、なるべく(杉本選手から)目を離さないようにしていた。

ピッチがスリッピーでパススピードが速かったので、スライドが間に合わないときもあったが、そういう時は我慢して守るようにしていた。ヤマくんとも話しながら、守備での切り替えも試合の中でうまくできていたと思う。

(来季は)
監督が変わって、どういうサッカーになるのかまだわからない。ただ、前からのプレスに行って、相手よりも走って、体を張って守るというアルビの伝統がベースとしてあった上で、新しい監督がまたチームを作っていくことになると思う。今日のみんなの頑張りを基準にして来年に向かっていければ、そう簡単に負けないチームになると思う。

[加藤 大]
勲さんが引退するということで、チーム全体で絶対勝ちたいと思っていた。セレッソはすごく個も上手いし、クオリティも高いチーム。押し込まれる展開にはなったが、1対1の粘り強さだったり、ミスがあってもお互いにカバーしていくという新潟の良さが出せていた。今日は失点ゼロに抑えて勝つことができたが、これを来年につなげて、これ以上の守備を作っていきたい。

(今季は主力として出場し続けた)
J2に降格してしまったことは本当に悔しいし、後悔しかないが、いろいろな経験ができた一年でもあった。その経験をこれからの自分のサッカー人生に活かしていきたい。やっとボランチの役割が自分の中で整理できてきて、パワーの使いどころや抜きどころが分かってきた。これからはもっと攻撃や周りへの声掛けにパワーを使えるようにしていきたい。

(来季は)まずは一年でJ1に昇格することが目標。今年一年やってきたものを、自信を持って継続していきたい。

(本間選手には)自分が一年目の頃から、いろいろアドバイスをくれたり、プレーからもたくさんのことを教えてもらった。勲さんの最後の試合で一緒のピッチに立てたことを誇りに思う。まだまだ一緒にやりたかった気持ちはあるが、それは勲さんが決めたことなので、笑って送り出したい。

[山崎 亮平]
前半から押し込まれる場面もあったが、今のチーム状態ではやられる気はしなかった。自信を持ってみんなはプレーできていた。自分が中央で高い位置を取り、ゴメスが空いたサイドで高い位置を取ると、相手が困っているようだった。前半はその状態で、シュートまで持っていける場面もあったし、ちょっとしたポジションの工夫でうまくできたと思う。

ただ、今日に関していえば、自分のところでボールロストが多かったと反省もある。試合中も、試合後もミスを反省していたし、もっと自分のところでうまくできていれば、さらにチャンスを作れていたと思う。

(ホニのゴールシーンについて)
自分が出したパスは少し弱かったかな、という感覚だったが、うまくホニが運んでくれてのゴールだったと思う。

(サポーターの声援を受けた感想)
これだけたくさんのサポーターが来てくれているし、なかなか勝てない時期や、降格が決まってからも、いつも応援してくれていた。今日は、勲さんや、翔くんやイナさんのためにもという想いもあったから、最後に勝てたのはよかった。

終盤戦でずっと勝てて終われたことはよかったが、一年を通じて見れば降格という結果には責任を感じている。それでも一年間、応援してくれたサポーターがいたから、終盤で勝って終われたと思う。降格して申し訳ない気持ちと、サポートしてくれたおかげでチームはがんばることができたという感謝の気持ちです。

[酒井 宣福]
「最後はみんなで勝とう」ということを話していた。今シーズンを通して見れば残念な結果だったが、今日の試合で示せたように、最後まで闘いにいっていたのが新潟らしさだと思う。最後までやりきれたのはよかった。

自分が入ったタイミングは0-0の状態だったし、今日は負けられない試合だと思っていた。引退する勲さんを笑顔で送り出したい、という気持ちをずっと持って闘っていた。本当に勝つことしか考えずにいた。

(清水戦と同様のチャンスなど攻撃に絡んでいたが)前回は、正直にクロスを狙ったが、貴章さんのおかげもあってゴールに行ったもの。今回は「強気にシュートを打ってみよう」と思い、狙ったがダメだった(笑)。いつもはクロスを意識する場所だが、今回は勲さんに恩返しができればいいなという気持ちで打ったが、願いは叶わなかった。ただ、勝てたことはよかったと思う。

(1年で成長した部分は)
いい時や悪い時は自分で分かっていたが、その中でも自分ができることを探して、ひとつずつクリアしてきた。そして、最後に試合に絡めたのは、自分の中の悪い流れの直し方を少しつかんだのは挙げられる。
(サポーターの熱い声援を受けて)
こういう状況の中でも、たくさんの応援をしてくれて、毎回スタジアムに足を運んでくれて、心から感謝している。本来ならブーイングされてもおかしくない最終戦セレモニーでも、温かい拍手を送ってくれたサポーターは、本当にどこにもいないと思う。どこまでも付いてきてくれるサポーターがいることは心強いし、恩返しするためにも一年でJ1に帰って来なければいけない。

[小川 佳純]
立ち上がりから、みんなすごく気持ちが入っていた。勲さんが最後のゲームということで、勝って締めくくりたいという想いもあった。降格しても応援をし続けてくれるサポーターのためにも、気持ちの入ったいい試合ができたと思う。

(今日の攻撃の組み立てについて)
基本的には、いい守備からのチーム。長くボールを保持し続けるゲームスタイルではないから、前線からプレッシャーをかけて、ショートカウンターに繋げられるような戦い方のチーム。前節のように前半で2失点してしまうのは、逆転をしたとはいえ、チームとしてはいい戦い方ではなかった。だから、今日は試合の入りに気を遣って臨んだ。

まずは、前線から守備で追いかけて、失点に気をつけることから入ろうとしていた。最後まで集中を切らさずに全員で闘えたことはよかったし、いいゲームだったと思う。

(集中力を切らさずに闘えるチームになった要因は)
要因をいうのは難しいこと。いい流れでチームが自信を持ち、失点をしても追いついて、逆転もできる自信を持って闘えている。先に点を取ってしまえば逃げ切れる、という自信もあることが結果に繋がってきていると思う。

さらに、途中加入の選手、自分も途中から加わって試合に出ているが、それまでにいる選手も当然悔しい思いを持ったり、ベンチに座っている選手も当然いる。そういう選手たちが練習からまじめに取り組んでいるし、清水戦も途中出場選手のパフォーマンスの方がよかったと思う。チームとしていい循環で進んでいた。今日で終わってしまったが、ここ6試合は、チーム全体としていい結果を出すべくして、出せたという気持ち。

(サポーターの声援を受けた印象)
優しさ、温かさが新潟のサポーターという印象。負けて勝てない時期も声援を、ブーイングもせずに応援してくれている皆さんに、本当に早く勝利を届けたかった。ガンバ戦で勝って、そこからホームでずっと勝ち続けた。決して簡単な相手ではなかったし、特にセレッソは8連勝で来て3位のチームに勝利できて、本当に新潟はJ2に降格するようなチームではないと、Jリーグを応援してくれている皆さんも、そう感じてくれていたと思う。来年も応援してくれるようなゲームをしたいと思っていたから、来季につながる最終戦じゃなかったかなと思っている。