梅雨の時期が迫り、じっとりとした暑さが感じられた今日の聖籠。日曜日のホームゲームも高い湿度の中での戦いとなりそうですが、トレーニングから体を適応させながら、状態を仕上げていきます。


今日のウォーミングアップは少しリラックスした雰囲気で行われ、選手たちは笑顔をのぞかせながら汗を流していました。試合が近づくにつれて自然と緊張感は高まってくるものですが、メンタルのバランスをうまくコントロールし、キックオフを迎えることを心掛けます。


前半部分のセクションを終えると、戦術面のトレーニングへ。攻撃ではテンポよくボールを動かしてコンビネーションを確かめると同時に、フィニッシュの意識を高めていた選手たち。ターレス選手も豪快なミドルシュートを叩き込むなど、一昨日の疲れを感じさせない動きでゴールへの闘志をアピールしていました。


DFの選手たちも、堅守でチームの攻勢を後押ししようと、気を引き締めて練習に臨んでいました。最後の局面での質が勝負の分かれ目となるのは、守備においても同じ。クロスボールへの対応でも、簡単にセットプレーを与えないよう、クリアの方向までこだわって取り組んでいました。


与えられた準備期間をしっかりと活用し、トレーニングを重ねてきた選手たち。富澤選手もこれまでの戦いを冷静に見つめ直しながら、「体の向きやポジショニングなど、細かい部分を修正してくることができた」と手応えを口にしていました。あとはそれを十二分に発揮し、勝利に結びつけるのみです。


明日の前日練習は9時半からミーティングスタートとなります。全体で相手の情報を再確認した上で、最後の調整を進めていきます。